明日咲くであろう花に。
詩ってこんなのかな?
明日咲くであろう花に敬意を込めて
僕らは今日も花を踏み歩く
踏んで 踏んで 何度も踏み締めて
漸く立ち上がらなくなった花を見て満足したような笑みを浮かべ
また次の花を踏み歩く
大いなる地上に根を蔓延らせ
雄大なる空を夢見た花に
神の代行者でもあるかのように
残酷な現実を知らしめる
でもそうして
希望を絶望に変え
無情で冷酷な現実を知り
使い古された栞のように脆くずたずたのぼろぼろの内の中に
花は何を思うたか花粉を宿す
黒く染み付いた花粉だけれど
絶望と罵られた花粉だけれど
そうして生まれるのは希望を地中に潜めた小さな小さな花なのだ
逝くる日も逝くる日も無知な花は希望を持って生まれてくる
明日の花もそうなのだろう
だから僕らは今日も明日も花を踏み歩く
今日の明日の──華麗な花に敬意を込めて