表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/35

Record#1

「ようやく、実験の第一段階がスタートしましたね。おめでとうございます、主任」

「あぁ、そうだねぇ。紅金(イロカネ)の中の彼女(●●)、ようやく目覚をましたみたいだしねぇ。色々と、これからが大事だ」

 東京都に本部を置く防衛省直轄の研究機関、先進技術開発局。その一室に、中年を過ぎた恰幅のいい男性と、やせ細った初老の男性がいた。

 二人の目の前にあるディスプレイには、呉仮駐屯地から送られた紅金(イロカネ)の稼働データが映し出されている。

「しかし、覚醒の条件は何なのでしょうか。他に生産した機体のOSにも採用していますが、あちらには発現しませんでしたし……」

「ふぉっふぉっふぉっ、そう焦るでない。その条件も含めて、これから分析してゆくのじゃよ」

「ははは、それもそうですね」

 初老の男性に言われて、恰幅のいい男性は形式的な笑い声を上げる。

 まだまだ、これではまだデータが足りない。例の実験部隊には、これからどんどんデータを採ってもらわなければならない。

 より過酷で、苛烈なものを用意してやらなければ。

「はてさて。人の思考とやらを、数値(パラメータ)化し、模倣(エミュレート)する事が、本当にできるのかのぅ。今からが楽しみでたまらんわぃ」

 研究室の一室に、初老の男性の不気味な声が木霊した。

初めましての方は初めまして、お久しぶりのお方はお久しぶりです。転職してから更に執筆時間が激減してます、蒼崎れいです。再掲載の時期をうかがってたらこんな時期になってしまいました。というわけで、戦甲のヴェルメリア、前回掲載分の再掲載終了です。3歳の頃に初代ガンダムを見て育った人間が趣味と趣味と趣味を詰め込んだ代物ですが、面白いと思ってくれる人が居たら嬉しい今日この頃。

 さて、前回掲載分は終了したわけですが、まあこれより先の展開も色々と妄想しているわけでありまして、読みたい人がいるんだったらもうちょこっとだけちまちま書いていこうかなーと思っています。せめて紅金(イロカネ)白銀(シロガネ)、どちらが次期主力人型戦闘機甲に選定され、量産されるのか……。くらいまではけっこう煮詰めてあったりするんですが、まあ時間との兼ね合いですな。

 さて、次に休日が休日になる日はいつかな…………。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ