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#8「白雪姫のお絵かき」
#8「白雪姫のお絵かき」
白雪姫は「ふつうのお母様」に褒めてもらったからお絵かきが好きでした。
白雪姫は「ちいさき人」に頼んで、お絵かきの道具を用意してもらいました。
白雪姫は いっしょうけんめい 描きました。
おとう様と「ふつうのお母様」と「おこなのお母様」と「しー」。
みんなで一緒に笑っています。
絵のせんせいの「ちいさき人」が聞きました。
「これは誰?」
白雪姫は、一人ずつ指を指して、答えます。
そして「おこなのお母様」を指さして、泣き出します。
お母様が一人になっちゃったと。
おべんきょうのせんせいの「小さき人」の顔色が変わりました。
「そうか、入れ替わったのではない。最初から二人いたのか。」
白雪姫にはなんの事だかわかりません。
翌日---コンコン。
白雪姫には足音とノックの仕方ですぐわかりました。お菓子の人が来たのです。
「馬鹿な、なぜ早まるんです。女王が偽物だと断定する材料がその絵ですか」
小さき人の声とお菓子の人の大きな声が聞こえました。
白雪姫は絵が下手だと指摘されたような気がして悲しくなりました。
「眠らない女王…二人の母親…私が直接聞いてくる。」
お菓子の人の大声がした後、バタンと扉の閉まる音が聞こえました。
「王子!」
お料理の小さき人の声がしました。
白雪姫は、聞いたら駄目なのに。となぜだか思っていました。




