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#4「腰紐の女」

#4「腰紐の女」

小さな家は白雪姫一人になりました。

小さき人たちは、皆、仕事へ向かいました。


小さな家に一人残った白雪姫は難しそうな本の並ぶ棚から、読みやすそうな本を手にします。

それは、貧しい老夫妻が拾った子供が育ち、やがて悪者をやっつけて裕福になる話 でした。


コンコンと扉を叩く音がしました。

白雪姫は行商の老いた女性を招き入れました。


「素敵な腰紐を見ていただきたく、参りました。」

顔に張り付いた笑顔に、何故だか白雪は震えが止まりません。

「この腰紐は、あなたの背筋をのばし、あなたの歩みを助けるのです。」

白雪は腰紐を手に取り、生地の滑らかさ、光沢に惹かれていきました。


バタンと大きな音がして小さき人が二人戻ってきます。


行商の女を追い払い、腰紐を白雪の手から奪い取りました。


「姫様、あのような見窄らしい者と関わってはなりません。」

大きな小さき人は声を荒らげました。


「腰紐が欲しいのなら、私が作りましょう。私は王家の貴婦人方のお召し物を仕立てていたこともあるのですよ。」

一人の小さき人は穏やかな言葉をかけました。


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