表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
77/117

第一章【始まりと旅立ちの島】第76話 招待状

ラオル:

「はい、どちら様ですか?」


ラエル:

「どうも、騎士団団長、ラエル・ジャプスです。」

ボルク:

「ボルク・ダグラスです。」

ソフィア:

「ソフィア・ランドールです。」


リサ:

「お兄様、それにラエル団長・・・。」


ラエル:

「先ほどの試合、非常に楽しかったですよ。久しぶりに燃え上がりました。」


リサ:

「よく言うわね、本気の半分も出してなかったじゃない。」


ラエル:

「ボルクの妹さんは、思ったことをそのまま口にする素直な人ですね。」


リサ:

「・・・。」


ラエル:

「リサさん、貴方は本当に素晴らしい魔法剣士だと感心していたんですよ、ねぇボルク」

ボルク:

「・・・・。」

ラエル:

「それに、リオ君、ラオル君も、規格外の強さだった。そこに何か秘密があるのでは、と。」


リオ:

「秘密・・ですか?そんんあもの無いですよ。」


ラエル:

「リオ君には、色々と聞きたい事もある。では挨拶はこのくらいにして、ソフィア、あれを。」


ソフィアは3通の招待状を取り出し、アグエスに手渡した。


ラエル:

「リンデ王、カシュキ・ドラニス様からの招待状だ。」


リオ:

「招待状?」


ラエル:

「感謝祭最終日の夜、7時。王宮にて行われる食事会だ。我々3名、そしてアグエスの3名、冒険者ギルドから3名を招いて行われる事になった。」


リオ:

「今日の夜ですか。」


ラエル:

「なにか予定でも?」


リオはリサとラオルの顔をみた。


リオ:

「いえ、大丈夫、問題ありません。」


ラエル:

「それは良かった。カシュキ様もお喜びになられる。ぜひご参加ください。」


リオ:

「解りました。ドレスコード等ございますでしょうか?」


ラエル:

「リオ君、そんな言葉をよく知っていますね。我々は騎士団としての制服がありますが、冒険者の皆様の服は自由です。今着ている戦闘用の装備でも構いません。剣などの装備も携帯を許されております。」


リオ:

「解りました。ありがとうございます。」


ラエル:

「楽しみにしていますよ、食事とお話を。では失礼します。」


光の騎士団は、控室を後にした。


リサ:

「王宮での食事会?すごいわ!何が食べられるのかしら!」

ラオル:

「リサは気楽でいいよね。王宮だよ!カシュキ様と一緒に食事なんだよ。」

リオ:

「食事のマナーを後で教えるから、安心して良いよ。それより・・・。」

ラオル:

「それよりって何かある?」

リオ:

「あぁ・・。秘密についてだよ。ラエル団長がいってただろ?」

ラオル:

「秘密・・・え!あの事?ダグラスさんに口止めされた・・・。」

リオ:

「それの可能性もある。他に、古代都市だよ、祠の奥の・・。」

ラオル:

「あれか、あれも秘密だよね。どうするの?」

リオ:

「まぁ、それかどうかはわからないけど・・・。」

リサ:

「まぁいいじゃない!その時はその時で。私は一度、家に帰るわ。夜の7時に王宮に行けばいいのね。」

リオ:

「じゃあ、リサの家に迎えに行くよ。5時40分くらいに。ラオルもそれでいい?」

ラオル:

「少しはやくない?」

リオ:

「食事のマナー講習だよ。リサの家で練習。」

ラオル:

「あ、そっか、わかった。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ