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第一章【始まりと旅立ちの島】第55話 感謝祭 予選開始

1830年1月20日 翌年2月14日に開催される大会の予選が始まった。


登録はBランク以上の冒険者で構成された3人のパーティーで、リンデ島出身者がパーティーに所属する必要がある。その為、他国で鍛えられたA級S級の冒険者も参加している。

エントリー数合計は、64組192人 冒険者48組144人 騎士団16組48人となる。

予選通過条件は、4戦4勝、本戦への参加資格となる。予選試合は1日4試合、14日間行われた。

アグエスは順調に勝ち進み、本戦への参加条件をクリアした。


 リオ:「ここまでは順調だったね。」

 リサ:「そうね、魔法も初級と中級だけでここまで来れたんだから、

     まぁまぁ 良い方じゃない?」

ラオル:「そうだね。でも騎士団との戦いは少し手間取ったけど、

     強かったね。」

 リオ:「本戦に参加する騎士団は3組 その内1組は、

     リサのお兄さんがいてるね。」

 リサ:「お兄様のパーティー、あれは強いわね。

     リオ、勝てそう?」

 リオ:「厳しいんじゃないかな~。団長の動きは相当だよ、

     それにお兄さんの副団長も。」

ラオル:「支援魔法の団員の人も、あれは手ごわいね。」

 リオ:「本戦は気を抜けない戦いになるから、最大火力で勝負する?」

 リサ:「それがいいわ!それを待ってたのよ!」

ラオル:「あと10日だね。」

 リオ:「今回は、トトどうする?」


ラオル:「予選通過の8組を総合的に評価したんだけど、やっぱり団長のチームが頭一つ貫けてる。他はそれに及ばないにしてもそれなりに強いと思うよ。それに、僕たちの様に、本戦では本気モードになるだろうから、予測できないよ。」


 リオ:「そうだな。どんな技が出るかも初見だね。

     トトはやめておこう。」


3人は、ブランチを楽しみながら作戦を練っていた。

リオ達は予選で勝ち残ったパーティーと、トーナメントで戦う相手の情報をかき集めていた。


第1枠 ランデブルグ 炎A 水S 風A

第2枠 炎の騎士団  炎S 風S 支援S 

第3枠 ヴィシュヌ  風A 水A 炎S

第4枠 アグエス   炎A 水A 支援A

第5枠 ゼウサリアン 炎A 風A 支援A 

第6枠 水の騎士団  水S  風S 支援S

第7枠 イシュタル  水A 風A 炎S

第8枠 光の騎士団  光S 炎S 支援S


 リオ:「僕たちが初めに当たるのが、ヴィシュヌだね。

     炎系のS級は、要注意だね。」

ラオル:「風Aのニルス、水Aのマホイは、あの時のメンバーだ。」

 リサ:「あぁ、あの小悪党の生き残りって事?」

ラオル:「まぁ、そんな感じかな?支援系がいないので、

     炎Sを中心に速攻でくるタイプかな?」


1日目の勝ち上がりは、炎の騎士団 アグエス 水の騎士団 光の騎士団。

騎士団はほぼすべてのメンバーがS級だから当然そうなると予想している。


 リオ:「第8枠の光の騎士団と戦いたいね。

     リサの兄さんがいてるから。」

 リサ:「お兄様は強いわよ。

     団長のラエル・ジャスプは、得体が知れないわ。」

ラオル:「支援系Sの方は良く知らないけど、

     チームに支援系を配置している事から、

     相当手ごわい相手になりそうだね。」

 リオ:「持久戦では僕たちもそれなりには戦えるはずだよ。」



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