表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/109

第一章【始まりと旅立ちの島】第25話 決闘

闘技場


   司会:「今日から始まる感謝祭のメインイベントが

    間もなく開催されます。

     冒険者憲章第9条に法り、クレイジーボムから

    正式に決闘の申し込みがあり、アグエスがそれを了承、

    供託金500万リルも両社から入金を確認

    受理されております。

       本日私、マリア・ルマージュが司会進行を

       務めさせていただきます。また、隣に座っている

       ゴリラ、いや ゴラリア・バンブージュさんは、

       土魔法Aランク、ギルド本部職員兼冒険者で、

       本日の解説をお願いいたします。」


 ゴラリア:「こんにちは、ゴラリアです。

       けっしてゴリラではありません。

       今日の決闘、楽しみにしている一人でもあります。

       よろしくお願いいたします。」


司会マリア:「それでは現在のトトの状況をお知らせします。」

       メインスクリーンをご覧ください」

       クレイジーボム7に対し、アグエス3となっております。

       では本日のパーティーとそのメンバーをご紹介いたします。


      ☆クレイジーボム☆

      リーダー、イレア・ダルシア 火魔法剣士Aランク23歳

      魔物討伐経験は豊富で、多彩な火魔法を操ります。

      ライア・リンドル 土魔法剣士Aランク22歳 

      土魔法を駆使した防御には定評があり、

      ストーンボールなど、様々な波状攻撃を得意としています。

      ジョルス・ミドレイン 火魔法剣士Bランク15歳 

      リーダーと同じく火を操り、

      中距離からのファイヤーボール、至近距離での

      ファイヤーカッターなど が得意とします。


      ☆アグエス☆

      リーダーは リオ・ダイアス 水魔法剣士Aランク12歳

      え、えーと戦闘データがない ですね。

      まだAランクになってクエストを行っていないんですか?

      リサ・グルジオ 火魔法剣士Aランク12歳 

      同じくデータはありません。

      リサ選手は、グルジオ一家のご長女で、

      剣士としての資質は非常に高いと 推測されます。

      ラオル・シグナリオ 風支援魔法士Aランク 12歳 

      同じくデータがありませんね。


      「それでは、両者の入場です」

      「石造りの大きなコロシアムに島中の人間が集まったかの

       ようなにぎわいで す。右からクレイジーボム 

       左からアグエスがゆっくりと入場です。」

      「会場がざわめき始めました、何があったのでしょうか!」

 ゴラリア:「これは・・・。」

      「クレイジーボムは全員鋼の鎧をまとい、

       チームエンブレムの刻印。

       武器は、剣、鋼の剣を全員が装備、

       ん?防具装備に魔石が取り付けられています。

       これは、防御力が相当高いですね。」

司会マリア:「クレイジーボムの火力重視、

       防御は防具に任せると言う事でしょうか?」

 ゴラリア:「見てください、アグエス・・・・。

       皮の防具に木剣です・・・・。」

司会マリア:「木剣?それで戦うんですか?

       誰か~誰か剣を渡してあげてください

       このままでは勝負になりません~!」


会場からは大きな声援と怒号が飛び交います。


  「なんだこれは!勝負にならないじゃないか!

   おれの掛け金はどうなるんだよ~」


司会マリア:「選手の入場が完了しました。各々が戦闘準備に入り、

       開始の合図をまっています。」


司会マリア:「ではここでオッズを確認しましょう

       なな、これは・・・7:3であったはずの

       オッズが、9:1に!

       コロシアムの観客が、選手の現状を見て、

       一気にクレイジーボムに 傾きました。」

       みなさーん、アグエスにも応援おねがいしまーす。」

       決闘の開始は、ギルド長の掛け声で始まります。

       もうしばらくお待ちください。 」


ギルド長と試験監視官


  そろそろか。

  ギルド長、どう見ます?

  面白い戦いが見れそうだな。


 ギルド長:「この決闘は冒険者憲章9条に法り行われる。

       その為、勝敗は、チーム全員の戦闘不能状態

       もしくは、降参を宣言し、勝者チームが武器を

       下げ勝どきを上げる事で決する。

       バックヤードには医療班として数名の魔法士を

       待機させている。思う存分戦う事を期待する。」


      「「では、はじめ!」」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ