【1話 花山学院高校】
女子高生の名前は藤原美咲,名前の通り
美が咲くほどに美しく,純粋に透き通る白銀の
長髪,吸い込まれてしまいそうな蒼々とした眼,そんな女神を思わせる絢爛な彼女だった。
ある日突然に修行中に塀を越えて入って来た
髭面の巨漢に首を絞められて武器を奪われて,
生死の境目を彷徨って居た。
「ここは,,,一体?」
あたり一体は精神的な純粋に満ちており,
場所なき場所,汚れや変化を持たず,空間は
真っ白であり感覚的ではない理性によって
のみ捉えられる空間であった。
「あれ私!体が無い!」
形は失われて,存在意義つまりは意味すら忘れて,その場所に意識が変換されて,霊的統一性に
喰われた様な空間であり気持ちが良い,
淀みがなく澄んで居た。
「奇跡と共鳴の恩恵を受諾しました」
そう形なき,いや,美咲からでは認知不可能な
真理的または心理学的な実在の声が響く。
「え⁉︎何々⁉︎」
「美咲さん,貴方には今から,明鏡止水,邪念が消えて澄み切って落ち着いた状態の心にしてもらいます,そうして更に精神性を高める為に,
心頭滅却して無念無想の境地に達して
貰います」
「急にそんなこと言われても!」
「死にたいのですか?」
それは唐突に告げられた事だった。
「え?」
「貴方は現実で今,穢れに満ちた邪道に
殺される寸前です,禊祓うことで今恩恵を
得られます,神社や寺,仏教的な祈りや方法や
贄は要りません,貴方の守護霊の私が
貴方と統一されたら全てが解決します」
涅槃寂静に誘われて,藤原美咲は完全集中,
無我の境地に到達する。
「貴方は今恩恵を受けます,これを使い
貴方を殺害しようとした男を倒しなさい」
美咲は目を覚ます。
「あれ?居ない」
「私が呼吸器が完全に締め切らないように
筋肉を調整して居たからでしょう」
「現実の時間は止まらないわよね」
「とりあえずなんだけどあの爆大なオーラ?
エネルギーは何?」
「霊視眼の影響で対象が持つ潜在的エネルギーを
見抜いて居るからですね,あれは犯罪者とは
違います,光が強いので」
「光が強いと善性が高いの?」
「はい,ちなみにですが内在する霊的な
結びつきが強いほど相性最高ですよ,
運命共同体と言えるほどのレベルだと,
美のイデア的な貴方の潜在的エネルギーを
抑制する豪のイデア的な男性なんでしょうね」
美咲がカロカガシアとアガトンの原型を持つとしたら,理想の男性は,豪は理念的ヒエラルキーに置けるほか部分を総て,ヌース,プシュケー,エロス以外以外全ての原型のオーラを持って居るだろう。
とにかく,物理を超えた視点を得た美咲は完全に人の枠を超えて居た。
「とりあえず外に向かわなきゃ!」
外に出た美咲は驚愕する。
「え⁉︎死んで,,,る?」
完全にやられた薙刀を持つ漢と,そいつより
デカい大男が立って居た。
「はいこれ」
そう言うと彼は去って行ったのだ。
かくして色々あったが取り敢えず学校に向かう。
「あれ⁉︎あの人朝に助けてくれた」
そこにはあの人が教壇に立って居た。
「(授業を終えてから色々な話を聞いてみよう)」
そう美咲は思うのだった,一限から四限を
終えてホームルームを終えた美咲は先生に
話を聞きに行った。
「俺ここらへんの地域は見たが,あまりにも
治安が悪いと思う,シャチは襲って来るし
あれは日本とちゃうか?ガッハッハ!」
日課や今日になるまでの数日を話してくれた。
第一幕 ウォーヘッド
最近港にはヤバい奴が出るから夜には
出回らないでくれと言う警告が鳴らされて
居た。
それでもバイクを吹かせる若者が居たが,
怪獣ウォーヘッドの噂は出回って居た。
「魚田区にそんな奴居ないと思うがなぁ〜」
「治安は凄い良いしゴミも少ないからね〜」
そんな二人の親子が歩いて居ると,暗闇で
フラフラのらりくらり身体をふらつかせる
巨躯な漢が居た。
「凄いね,外国の人かな」
「ねぇ,てか酔っ払いかしら」
すると唐突に漢は近くにあった電柱の下に
行く。
「ヒッグ,どうして何だよクソガァ」
「なんか慟哭してるわね」
瞬間的に周りからは奇妙な音が響きだす。
「あれ,奏ちゃんなんか聞こえる?」
「怖いよお母さん」
「(金属が軋んでる?,コンクリートがバリボリと壊れてる?なんなのこの鳴り響いてる音)」
それは直ぐにでも気づくべき事だった。
「何ダァコリヤァ!」
瞬間巨漢は片腕で電柱引っこ抜く。
「あぁぁぁぁ」
母親は顎が外れんとばかし口を開く。
「んぁ,これあ⁉︎電柱⁉︎やべぇやっちまった,
くそ,あぁぁぁ,えい」
電柱を嵌め直したのだ。
「あのそこの人達,見なかったことにして
ください」
「えぇぇ⁉︎」
すると唐突に走り出して気づけばみえないほど
遠くに行って居た。
「何だったのあれ」
「分かんないよ〜,ママあれがウォーヘッド⁉︎」
「いや,ウォーヘッドは,首なしライダーが,
ピアノ線に首を掛けられて首が飛んで死んだ
バイカーが今尚火に燃え盛りながら,違う
死体の髑髏を付けながら走り回ってるって
話だから」
「まま,あれ」
「え?」
次の瞬間とんでも無い灼熱の烈火が周辺に
渡る。
「あっつ!」
「何⁉︎」
そこには,黒いジャケットを着た
バイク乗りが居た。
「ヒィ⁉︎」
そいつの首は,ドクロだったんだ。
「キョエエエ!」
そこからは意識が切れて居たが翌日に
なって居た,親子が抱き合いながら気絶して
居たのが地元新聞に載って居た。
「何故あんなところに寝て居たのですか?」
「見たんです,ウォーヘッドを」
「僕も見た!」
「やはり伝承いや,噂通りでしたか?」
「はい」
「うん!」
その質疑応答も新聞記事に掲載されて居た。
再来ウォーヘッドと言う一面で飾られて居た。
一方夜10時に戻る。
「うぉぉぉ!まじですまーん!」
電柱を引っこ抜いた漢は尋常じゃない速さで
橋の上を走って居た。
ブーン,そんなバイクの音が鳴る。
「なんだぁ?っあっつ!」
瞬間的に空間の温度が爆発的に上昇する,
一般的な人なら即気絶する様な暑さだ。
「ヒャッハー!我は無敵のウォーヘッドじゃあ!」
「はぁ⁉︎何の仮装してんだよ」
「仮装じゃねえは!灼熱の妖魔とはまさに
俺の事やでぇ」
「えぇ髑髏がパクパクしてる,原理は何だ?」
「だから俺は妖怪なんだよ!」
「あぁ俺まだ酔いが覚めてないかなぁ,だって
こんな事あるわけないもんな,だってこいつ
壁すり抜けてるやん,うん絶対に幻視と幻聴だ,
飲み過ぎたか」
「俺をコケにしてやがんのかぁ!」
瞬間更に熱エネルギーが上昇して行く。
周辺数km圏内にある水は蒸発して行く,
周りは溶解して行きコンクリートすら
ドロドロに溶けて行く。
「あぁ絶対悪夢だは,うん滅茶苦茶暑いが多分,
幻触かな?」
「バカな⁉︎1300°なのに,チィならば更に質力を
高めてやる」
ブルンブルンとバイクを吹かせると更に
温度が上昇する。
砂はガラスに成り,プラチナすら融点に達して
溶けて行く。
「暑いなぁまじ何やこれ」
「普通の人なら死んでんだよ!なんだテメェ
(なら仕方がねぇ,臨界点に突入して最大質力で融解してやる)」
するとそいつは後光が如く光出す。
「エントロピスト!」
瞬間的に空間温度はウォルフ・ライエ星並みに
熱されて,100,000 K 以上に達っし,高エネルギー放射線を放出する。
「ピアニストで空間を制御しながら,更に
高音でカリカリに焼いてやるよ」
特定の座標に極限的耐火性能のピアノ線を
結界の様に設定して,熱を高めていった。
「暑いなぁ,てかもはや熱い」
10^12K°とか言う宇宙が誕生した温度に到達して更に更に10^15K°とガンマ線バーストの温度に行く。
「なんかもうサウナやんけこれ,え?俺寝てる場所
どこ?意識はっきりしてるのに寝てるのかな俺」
「意味が分からない,人かこいつ本当に」
遂には,プランク温度,10^32K°へと到達する,
ちなみにだが圧力もプランク圧力に達して
おり,10^39Paと言う理論上可能な臨界点に
到達して居た。
「いや汗びっしょりやで」
「意味わからん」
「くそ,なら応用,天候と混じらせて,喰らえやぁ!」
700キロのメガフラッシュが直撃する,だが。
「眩しいなぁ」
ウォーライダー,ここに破れる。
「熱が効かんのやったら,得手でやったる」
「オラ!」
セラミック製ダイヤモンド加工のピアノ線
武器はミクロンまで薄く鏡面研磨,超精密研ぎ
によってしたてられて居た,黒曜石すら
凌駕する切れ味を放って居た,だが。
ビーン
「なんか当たったか?」
ピアノ線が逆に切れてしまったではないか。
「てかここ夢だよな,こいつさっきから悪戯
してきやがって,やり返すか」
巨漢の漢はその髑髏を掴もうとした瞬間。
「逃げろ!」
爆速でエンジンを吹かして居た。
「魂取るどころか俺がやられてまうで」
だが。
「あのさぁ,逃げ切れると思ってる訳?」
「はぁ⁉︎」
400km/hつまり100mを0.9秒で走る速さ
なのだ,それに追いつきやがる。
「待てよ理科室の模型野郎」
「放せ!」
「や〜だよばーか」
瞬間左手で後輪を掴み,216kgのバイクを
ぶん投げられてしまった。
「ヒィィィ,普通触れられない筈なのに,
一方的に相互作用する筈なんだぞ霊って,
何やってんだよお前!」
「霊だが何だかしらねぇけど俺を害した罪は
払えよ」
髑髏を掴んだ。
「は?,なんで触れられ痛い痛い」
バキリィ。
「嘘だろ,力任せにおりやがった,数百kgは
かかる筈だるぉぉぉぉ」
「よいっしょょょょ」
勢い良くぶっ飛ばされて,スカルは地平線の
彼方へと飛び去った。
翌日。
「あれここのなんか溶けてない?」
「最近暑いしそれで溶けたんでしょ」
何ごとも無かった様に過ぎ去って行った
のであった。
第二幕 休日の日
最近暑かったから,エベレストに来て居た。
「日の出はええのぉ,そこのお嬢さんも
一緒にラーメン食べない?あれ凍ってる」
「,,,」
ここ最近,雪女の目撃情報が出て居たが,
まさにそのイメージと一致した様相を
して居た。
「貴方を食べるから要らないわよ」
「え?」
瞬間的に口から放った積雪の暴風が吹き荒れた,熱力学第三法則に反して無限回工程を
終了した完全な絶対零度に到達して居る。
「うお冷た」
「⁉︎」
口からブレスを吐きながらびっくりして居た。
「何だよてか風圧凄いな」
コズミックストームに等しく,10,000 km/sの
風速を飛ばすが無念にも扇風機位の感覚で
風に当てられて居た。
「あのお姉さんなんすか?」
「粒子は稼働を停止して身体は動けない筈」
「あの〜じゃあ私は行きますんで」
「は,はぁ」
こうして巨躯の漢は帰って行った。
「帰りにベンガル湾にでも泳いで帰るか」
「あぁ刺身食いたくなって来たなぁ,スーパー
行くか,ん?」
そこには偶々生息域を泳ぐ9.8m,10トンの
50以上の鯱の群れが居た。
「子供を守ってるのかな」
するとこちらに迫って来た。
「え?あ何?噛んでる?」
滅茶苦茶噛まれて居る。
「邪魔だよ!」
バゴンと一撃で全滅させる。
「じゃあな」
こうして雰囲気で鯨かなんかだと思って
襲いかかって来た襲撃者を潰す。
そんなこんなで意味わからない速さで
スーパーに来て居た。
「海でクラゲに刺されちまったよ,ざけやがって,まぁ良いか,偶々だが生のうなぎとフグを
手に入れたし,踊り食いだな,あ豚肉も加熱用牡蠣も買って帰ろ」
その後,普通に家で全部踊り喰いしたが,全部の
菌類や毒性を分解して腹を下すことは
無かった。
第三幕 ブラッドラッシュ
そいつはそんな名前で呼ばれて居た。
「ブラッドラッシュ?」
「あぁ,やつはなぁとんでもない化け物だぞ」
「車をペシャンコにした?マグナムを指で止めた? 3600人を殺害した?はぁぁぁ⁉︎
嘘つけよ」
「本当なんだって,こいつがやって来た
ことは本当にやばいぞ」
そんな奴が今,日本に来て居た。
「すげぇな,NBA選手?」
「いや肩幅が,総合じゃないかな」
だが次の瞬間。
「え?俺の足を何⁉︎」
次の瞬間そいつは,一般人をヌンチャクにして
振り回した。
「ウッグェダズゲ」
バゴーンと壁や人とぶつけて頭は弾け飛ぶ。
「ヘイジャパン,ヤハリウワサバレタマース,
バレテルヤツヤリマース」
そしつそいつは現れた。
「なんかスッゲェ血生臭い」
「貴方は人生で丁度1万人目の骸になりまーす
(あれ?このジャパニーズ俺よりでかいでーす)」
「は?」
近くにあった10tトラックを片手で持ち上げて吹っ飛ばす。
「なんだよ」
バゴンと打つかるが体幹が強過ぎて無意味,
拳を軽く突き出して,こちんと当てると,まるで秘孔をついた様にトラックはバラバラに成る。
「な⁉︎」
「お前,俺と遊びたいのか?」
「(ヘイ⁉︎このジャパニーズやば過ぎ)」
そしてその外国人は逃げ出して家の塀を超えて,
大豪邸に入る。
「あ,おい!何を不法侵入してんの」
そしてすぐにやつは出てくる。
「ラッキーでーす,JKを縊り殺して
薙刀を奪いま〜した,家に日本刀ありま〜した」
「縊り殺しただと?」
次の瞬間嫌な空気が流れ出す。
「ハァ!」
キーンとそんな音が鳴り響く。
「は?日本刀⁉︎折れた?」
刀はパックリとイカれて居た。
次の瞬間,放たれたパンチを,外国人は,折れた刀を投げ勢いを殺して,ガードをして筋肉を
弛緩してインパクトを限りなく0にして,後ろに飛び引いて受け身を取りつつ,柔術と合気の
受け流しを使ったが。
「グヌォォォォ」
身体全身は粉砕骨折しており内臓はいくつか
破裂して居た,叫び声をあげてすぐに絶命した。
「おい!私の霧雨返せ!」
すると豪邸から女子が出て来た。
「あれあんたは?」
「そこに居る奴に首を絞められて気絶しちまった
んだよ」
縊り殺してなんて真っ赤な嘘だった。
「はい薙刀」
こうして薙刀部の女子高生に武器を返す。
「あのお名前は」
「俺かい?名乗るほどの者ではない,では」
陰や残像すら見えないほど,まるで瞬間移動
の様な走りで去っていく。
女子高生は放心状態で痛む首を摩って居た。
女子高生は今日から二年生へ上がり新しく
担任の教師が変わるらしかった。
「これが今に至る訳よ」
「(秘密にしたいこととかも話してくれた,私の
記憶と話された内容を上手く組み合わせて頭で映像化したから,最後らへんとか私の語りも
入っちゃった,誇張表現無しにこの人化け物じゃん)」
こうして,藤原美咲と大男の物語が幕を
開こうとして居た。