表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
向日葵の向こう  作者: ちまき。
5/12

クラスで・・・。 

自分の教室に着くと、彩花が私に気づき、こっちへ来て、

「どうしたの?なにかあった?」

と言った。

だから、

「ん?ううん、何にもないよ!」

と言った。

にしても、あの笑顔、可愛かったなぁ・・・。

なんて考えていると、

「どんな笑顔だったの~?」

と、にやにやしながら聞いてきた。

「え、な、なんのこと!?」

「可愛い笑顔、とは?」

「へ!?」

なんで、心で考えていることが分かったの!?

なんて思っていると、彩花が笑いながら、

「声に出てたし、顔にも出てたよ。」

と言った。

どうやら、私、思ったことは無意識に声に出すし、顔にも出るようです・・・。

思ってることが顔に出る人って、すごい苦労してるんだろうなぁ・・・。

なんてことを考えながら、私は、彩花に話しかけた。

「ねぇ、彩花。」

「ん?どうしたの?」

彩花はきょとんとした顔で尋ねる。

「どうやったら、思ってることが顔に出なくなると思う?」

と言うと、彩花は数秒きょとんとした顔をしてから、笑った。

「ちょっと!笑わないでよ!」

私は本気で悩んでるのに!

「あはは、ごめんごめん。本当、思ってること顔に出るなぁと思って。

すごい真剣な顔してたよ。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ