09 転校編 9
友人「お前、一話短くね?」神蔵「そんな事はないッ」友人「手抜いてるだろ?」神蔵「手は抜いてません、時間が無くて睡眠時間を削って書く時間を増やしてるんです」友人「そか、頑張れな」
焼き肉確定な、友人。 よろしくお願いしますッ!
祐樹の腕を掴んで強引に引っ張りながら移動する生徒会長。
「も、もしかして、間違ってました? あの、すみません……」
間違えて怒っているのかと思った祐樹は生徒会長に謝る。
しかし、生徒会長から返事の一つも無くただ引っ張られた。
すると、人気の無い場所に連れて来られる祐樹。
生徒会長は一つの扉を開けて、中に祐樹と入る。
入る際に祐樹を腕を思いっきり引っ張って中に強引に入れた。
「うおっ……とっと」
生徒会長は扉の鍵を閉めて、扉を背中を預けて俯きながら祐樹と対面する。
「……」
「……」
互いに無言になり、祐樹は気まずくなっていく。
「あのー……」
祐樹は何とかこの空気だけでもどうにかしようと話を掛けると、生徒会長が祐樹に近づく。
完全に怒らせたと思った祐樹は後退る。
しかし、生徒会長はドンドン祐樹に近づく。
「いや! あ、あの! ごめんなさ――」
謝ろうとした瞬間である。
「え……?」
生徒会長が祐樹を抱きしめている。
「ひぅ……うぅ……」
それだけで無く、祐樹の胸元で泣いていた。
「――!?」
一体全体何が起きているのか分からない祐樹。
そこに、
「10年振りだね……祐樹……」
涙を流して微笑みながら上を見上げる生徒会長。
「やっぱり、アリス?」
「はいッ……! 10年間ずっと探しましたッ……!」
10年振りに再会した生徒会長、クロム・F・アリスティア。
流石に10年も経てば外見も変わるだろう。
「本当に……何の運命でしょうか、またこうして祐樹に会える何て。それに10年経ってるのに私って直ぐに分かってくれて……私嬉しくて……ッ、うぅ……」
また祐樹の胸元で無くアリス。そんなアリスの頭を優しく撫でる祐樹。
「ごめんな、アリス。でも、俺はアリスの事忘れた事は一度も無いよ」
「うん、うん……!」
「そだな、笑ってくれるか? アリス」
アリスは涙を堪えて祐樹の言われた通り、今出来る最大の笑みを祐樹に見せる。
「これからよろしくアリス」
「はいッ……!」
お互いに笑顔で顔を合わせながら言う祐樹であった。
つづく
あすか「コーチ!」みさき「!?」 神蔵「!?!?」
なぜ、おぬしがコーチなんじゃ、まさやはどこ行った!?
そして、みさきが解説王になっとるゲー……、まぁ可愛いからいいや。
続きは明日!
ありがとうございました