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05 転校編 5

こんばんわ! 一か月、毎日投稿チャレンジです。好評だった場合、また少し期間を空けてから毎日投稿するかもしれません。

ですので、よろしくお願いします。

 祐樹は覚悟を決めて扉を開けて教室を見る。

 しかし、その光景は驚愕としか言えなかった。

「えーでは、紹介します。今日から転校してきた。浅間祐樹君です。何かあった時は力になって上げて下さい」

 薄い茶髪を後ろで一纏めにし、目元に酷いクマの女性。

 担任の女性教師の三隈みくまねね々が言う。

「あの、先生?」

 祐樹は小さい声で寧々を呼ぶ。

「なぁに? 祐樹君? 後、先生の事は寧々ちゃんって呼んで欲しいな」

「あ、はい。寧々ちゃん」

「どうしたの?」

 もう一度教室を見渡す祐樹。

「何でこんなに生徒がいないの?」

 今祐樹のいる教室には生徒が8人位しか居なかった。

 席は無いわけではなく、生徒が殆ど居ない。

「えーっとね、面倒だから来ないとか、遅れてやってくるとかそういう生徒が多いの、このクラス」

「は、はぁ……?」

「まぁ、それは置いておいて自己紹介しちゃってー」

「え、あ、はい」

 祐樹はたった6人しか居ないクラスだが、しっかりやろうと決めた。

「浅間祐樹です。前の学校は群馬の山にある学校に行ってました。分からない事が多いので、教えてもらえると嬉しいです」

 挨拶をすると、横から寧々に拍手をされる。

「それじゃあ、祐樹君は後ろ席に座って貰える?」

「はい」

 祐樹は自分の席に向かおうとしている時に今いるクラスメイトを改めて見ると、

「あれ……」

 祐樹は見知った顔を見つけ、声を掛けようとするが、

「祐樹君、ホームルーム始めたいから席に着いてもらえるかな?」

「あ、すみません」

 寧々に言われ、祐樹は見知った顔を横目で見てから急いで席に着く。

「それではホームルームを始めます」


つづく

一か月毎日投稿頑張ってみます(白目)


ありがとうございました

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