24話 転校編 24
前回の様な事がないよう頑張ります。
よろしくお願いします。
「え……あ、んん?」
驚きを隠せないアリスは変な声が出る。
「まぁ、驚くよね。ウンディーネだもん」
「ど、どんな見た目してるの!?」
気になり始めたアリスは祐樹に近付いて聞く。
「青髪長髪で美人で、敬語で、人間と変わらない肌色で、何か良くわからない服装してるよ」
「へ、へぇ……私にも見える?」
「あーどうだろ? 出来る? ……、その方法なら行けるかも知れないのね、まぁ、良いよ。大丈夫」
ウンディーネと会話をしていたのだろう祐樹は会話が終わったのか、アリスを見る。
祐樹はアリスの手を握る。
「え、え、急にな、なに!?」
「今から精霊と会話する様に意識を集中させて、そしたら俺の中でウンディーネが見れる。っていうか、話せると思うから」
既に意識を集中させているのか、いつもの祐樹とは違う感じをアリスは感じ取った。
アリスも意識を集中させ、祐樹の手から伝わる霊力を感じ取ると、
「……入った」
そこは祐樹の空間、真っ白で無限に広がっている様な空間である。
辺りを見ていると、目の前に階段が表れた。
「登れって事ね」
アリスは白い階段を登りきると、白い石の足場の間に水が流れている所に着く。
目の前には水のカーテンの様に水が流れる様に落ちて、そこに祐樹と誰かが椅子に座っていた。
アリスは誰かと言うより、その相手を知っている。
祐樹の元へ行くために石の足場を使って向かう。
「お待たせ」
「いんや、待ってないさ」
水のカーテンの様な中はテラスの様にテーブルと椅子が置いてあり、祐樹に挨拶をしてから祐樹の対面に座っている相手に視線を向ける。
「初めまして、私は クロム・F・アリスティアです」
『初めまして、私は水の精霊。ウンディーネ、祐樹とは長いお付き合いをさせて頂いてます」
アリスは祐樹の言っていた通り、青紙長髪の美人で人と変わらぬ肌色で、服装はお姫様の様な長いスカート。上は肩をから手を露出させている服装のウンディーネ。
『これでも分かりやすい服装にしてあるのですけどね』
「何て言うのか、お姫様の格好ですよね」
『表現はそれで正解です。アリスさん。あ、アリスさんで宜しかったですか?』
「はい! むしろそれで構いません!」
『そうですか、それは良かったです。あ、私の事はウンディーネと呼んで下さい。敬語もいりませんよ』
「あ、本当ですか?」
『はい、せっかくの女の子ですもの。ガールズトークもしたいので』
嬉しそうに話すウンディーネを見た祐樹は嬉しくて微笑む。
そんな祐樹を見たウンディーネは、
『ありがと、祐樹。大好きよ』
感謝の言葉を述べながら微笑むウンディーネ。しかし、ウンディーネの発言に驚きを隠せないアリス。
「え? その、恋愛的な感情?」
『いえ、家族としてです』
「ウンディーネとは長い付き合いだからね」
今まで黙っていた祐樹が口を開く。
『そうね、祐樹とは17年。生まれてからの付き合いだからね。さて、そろそろ行った方が良いのでは?』
ウンディーネが微笑みながら祐樹とアリスに言う。
祐樹とアリスは顔を合わせて頷く。
「んじゃ行ってくるよ、ウンディーネ」
『はい、行ってらっしゃい。ここで待っていますので』
優しく微笑み、片手を振って二人を見送る。
祐樹は意識を集中させると元の世界に戻り、それと同時にアリスも目を開けてから手を離す。
時間を確認すると、時間は一分も立って居なかった。
二人は顔を合わせてから、
「行こうか」
「はい。あ、祐樹、今度またウンディーネとお話させて」
「はいはい、また今度な」
「うん」
二人は医務室に向かうのであった
つづく
はい、そろそろストックが切れそうでヒヤヒヤしています。
一話が長くなったので、書く暇があれば書く様にしています。
あとがき、今回は短めで〆ます。
ありがとうございました。




