18.5話 転校編 18
すみません、今回短すぎるので一番短いです。文字数的に。
ですので、.5が入る事になりました。
よろしくお願いします。
学園長室から出るとアリスが待っていた。
「お、アリス。飯でもどうだ?」
「せっかくのお誘いだし行くね」
「うし、なら食権貰ったから俺が出すよ」
「それ報酬でしょ? 良いの?」
「俺は構わないさ。みんなで食べた方が美味しいし」
祐樹の言葉にキョトンとしたが直ぐにフフフと笑うアリス。
「どうした? 突然笑って?」
「ん? 優しいなぁーって」
「そうか?」
祐樹自身は本音をアリスに言っただけだった。
「だって、それは祐樹が戦って得た物だから」
「気にしないさ。むしろそんな事を気にしてたのか?」
「……昔と変わってなくて良かった」
「そうそう変わらないよ、俺はね。とりあえず、食堂に向かおう」
そして二人で食堂を目指す。
今の祐樹の背中を見てアリスは何処か寂しい気持ちになる。
「昔の祐樹なら私の手を引いて連れて行ってくれたんだけど、今は――」
「――アリス、行くぞ?」
小さい声で言うアリスに祐樹は振り返ってアリスに手を差しのべる。
「あ、やべ。昔の癖でやっちまった。ごめん――!!」
「行こう! 祐樹ッ」
絶対に聞こえていない筈のアリスの声に応える様に祐樹は手を差し伸べた。
アリスは祐樹の腕に抱きながら祐樹を引っ張る。
祐樹は昔と何も変わらない、優しいままの祐樹だ。と思うアリスであった。
つづく
うたわる者、驚きでした。まさかでしたね。後はオルフェンズ、良いですね。
気になりすぎるのは、蒼の彼方のフォーリズム。……点取っちゃったよアスカ……。
これはヤバい、秋の大会即終りそうでヤダ怖い……。
もう一度原作やろうかなぁ……。
そして短くてすみません、よろしくお願いします。
ありがとうございました。