小さな小さな小鳥の物語
あるところに小さな小鳥がいました。
小さな小鳥は生まれたばかりでまだ飛べません。
その小鳥には四人の兄妹がいました。
ある日兄妹と巣の中で遊んでいると巣の中から落ちてしまいました。
兄は小鳥を助けるために飛び出し落ちてしまいます。
小鳥は兄のおかげなのか兄が落ちたところよりも高い所に落ちて奇跡的に助かりました。
ですが兄はしんでしまいました。
それを見ていた他の2人の兄妹はまだ飛べないはずなのに必死になって小鳥の元へ行きました。
ですが小鳥達には何もできません。
小鳥は『ああ、死んでしまうのか』と思いました。
そんな時 ある男の子がきて小鳥達を拾いました。
『あぁ、可哀想に家に連れて行ってあげるよ』
と男の子は言います。
男の子はしにかけてた小鳥のために獣医に行き必至になって看病しました。
小鳥は徐々に回復していきました。
拾われて一ヶ月のことです。
他の兄妹は元気だったので男の子が外へ出してあげていました。
小鳥はこう思います。
『僕も兄や妹のように空へ飛びたい』と
ですが小鳥はまだ傷が癒えずにいました。
小鳥は必死になって飛ぶ練習をしようとしました。
ですが飛ぶところかフラついて立つことさえままならない状況でした。
小鳥は悲しくなり何時も泣いていました。
そんなある日そんな小鳥を見ていた男の子がこう言いました。
『きっと飛べるさ。諦めなかったら何時かきっと飛べるはずだよ』
小鳥は男の子から元気を貰いまた飛ぼうとします。
ですが飛べません。
何度も何度も飛ぼうとします。
その姿を男の子は遠くから見ています。
必死になって飛ぼうと頑張る小鳥は色々と考えました。
兄妹のこと、拾われてからの日々、そして男の子との生活。
小鳥はなぜか涙が止まりません。
涙が止まらなくて仕方ないのです。
ですが何処からか勇気が湧いてきます。
その勇気は小鳥を強くし、そして小鳥は飛べました。
それをみた男の子は近寄ってきて鳥籠を開けてやりました。
小鳥は鳥籠から飛び立つと空高く上がりました。
小鳥は嬉しくて仕方ありません。
空を四方八方に飛び回ります。
男の子がでてきてこう言いました。
『飛べてよかったな。もうお前は帰ってこないのだろうけど、必死に生きろ。またな』と
小鳥はその言葉を聞くと兄妹のいる方へ旅達ました。
小鳥は羽をはばかせながら飛んでいきます。
男の子の姿はもう見えなくなる距離です。
小鳥は心の中で
『ありがとう』
と思ったのです。




