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詩歌集2

あいつなんか、だいきらい!



 きらい!


 あいつなんか、だいきらい!


 わたしに「ぶすっ!」っていうし。


 スカートをはいてきたら、ぜったいスカートめくりするし。


 まいにち、わたしにいじわるするし。


 それも、なぜかわたしにだけ。


 だから、あいつのことはきらい。


 だいっっきらいっ!!


 


 あるひ、またあいつにいじわるされて。


 いつもはどなっておいかけまわすけど、そのひのわたしはなんだかすごくかなしくなって。


 わたしはわんわんないた。


 あいつのまえで、わたしははじめてないた。


 そしたらあいつはこまったかおをして、はしってにげた。


 そのつぎのひ。


 あいつは、つんできたおはなをティッシュペーパーにまいてはなたばにしたものをわたしにあげて。


 「いままで、ごめんね」


 なぜかかおをまっかにしながら、あいつはわたしにあやまった。




 その『あいつ』も、今となっては紳士的で優しい良い男になった。


 子供の頃はこの人のことが大嫌いだったけど、今では大好きな人で。


 「大好き」


 そう言ってふいに、この人の唇にキスする。


 するとこの人は、顔を真っ赤に染めて照れ笑う。


 今では、私がこの人にいじわるする毎日を送っている。


 この人の隣で…毎日。




主に小学生男子がやる『好きな子にいじわるする』という現象?は一体なんでしょうね?未だにわかりません。ちなみに私は、いじわる通り越して、いじめ的言葉を幼馴染み男子に数年かけて浴びせられたお陰で、この世から駆逐したくなるほど男のことが嫌いになりました…というのは冗談ですが、そのせいなのか、男にたいして攻撃的になりました。


あのやろう(笑)

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― 新着の感想 ―
[一言] この世から駆逐したくなるほど!そんなに? その人は、それだけ気にしてもらえて満足だったかも。
[良い点] んー。 気を引きたいのが、最もですが、 素直になったとして、純な自分の気持ちを傷つけられたくないから、ヒネクレタ言動を取るのでしょうか……汗 カッコつけたり、逆に気のない素振りをしたり。 …
[良い点] 最後紳士になったところは良かったと思います。 [一言] どうして男子って好きな女の子をイジメようとするのでしょうね。 気を引きたいだけなのだろうけど、そんなことしても嫌われるだけなのに。
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