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web小説史資料等まとめ(仮)  作者: 白椿
サイト単位
7/17

ハーメルン

■1.ユーザ増加量

■2.ユーザ備考

■3.小説投稿量

■4.原作指定検索割合

■1.ユーザ増加量

 なろうと比べる1割程度削除ユーザーが多め。

挿絵(By みてみん)

 にじファン閉鎖での移行ということで2012年度が高めであり、その後は2016年度をピークとしてある程度一定した推移をとる。

 特徴的なのは2020年度に再度数値が跳ねている点であり、おそらくはオリジナル作品目的のユーザーが相当数流れてきているものと推測される。


※登録年度の目安。1の位で四捨五入してある。

2012年度  33840

2013年度  60030

2014年度  95920

2015年度 141290

2016年度 188700

2017年度 231960

2018年度 271890

2019年度 308440

2020年度 349950

2021年度 388750

2022年度 423280





■2.ユーザ備考

 詳しくは作る人のTwitterを確認すること。



2-1.使用端末

2013/10 ゲーム端末が2%

2014/05 携帯端末60% PC37% タブレット2%

2014/07 スマホ61%(うち1/5がガラケー) PC36% 他3%

2015/05 スマホ70% PC26% タブレット3%

2016/09 スマホ78% PC20% ゲーム機2% ガラケーはゲーム機と同等

2017/09 スマホ72.3% PC24% タブレット3.5%

2018/11 スマホ69% PC16% タブレット12% ガラケー2% ゲーム機1%

     「タブレットに分類されてるスマホが結構ありそう」

2019/11 スマートフォン80% PC15% タブレット4% その他1%

2023/04 範囲が異なるのでツイート確認が吉



2-2.男女比

2017/01 男95% 女5%

2017/09 男92% 女8%

2019/11 男89.9% 女10.1%

2022/01 男90.7% 女9.3%



2-3.その他

2019/06 「過去3日間でアカウント保有者全体の43%がログイン状態で1回以上アクセスしていた」(祝日を含まない金土日3日間)

2020/11 平日のアクセス数が多いのは「7時台・12時台・17時~24時」

2022/08 「アクティブなアカウント:12万(過去一週間)」「内毎日ログイン:9万5千」

     「約42万UU/日」





■3.小説投稿量

 ハーメルンに関しても連番なのは同様、小説IDが数字という点では楽な一方、検索の仕様上作業量は結構大きい。



3-1.新作投稿量

 ハーメルンの場合、検索に現れない作品というのはそれはもう多い。

 削除自体多いとは思うが、非公開の設定が色々あってやりやすいというのもあるだろう。

挿絵(By みてみん)

 ピークを形成したのは2016年度であり、その翌年度もほぼ横ばい。

 それらには及ばないものの、コロナ禍の影響か2020年度は数値が跳ねた。

 男性向け長編二次創作のサイトにおいて競合と呼べるものは存在せず、減少幅としてはなろうよりも小さいものの、長期的な界隈の縮小、ないし素人創作といった枠組みの後退は今後も継続するのだろう。



3-2.短編投稿量

 Arcadiaと小説家になろうの二次創作にも通じるが、ハーメルンは基本的に長編向けのサイトだ。

 少なくとも評価5件以上など、一定以上の数字を集めるとなればそれははっきり出てくる。

挿絵(By みてみん)

 これは別で扱う予定だが、2019年度までの数値の伸びに関しては、ニュー速VIPやSS速報VIPで展開していた「SS」系集団が解体され、統合されていったと推測している。



3-3.オリジナル投稿量

 近年の傾向で特に大きいのが、オリジナル投稿量の増加。

挿絵(By みてみん)

 初期はなろうに投稿すりゃいいじゃんというノリだったが、特に2019年度以降は右肩上がりに推移する。

 正直このあたりは投稿量だけ見てもピンと来ない部分があり、ランキングの推移を確認すべき。

挿絵(By みてみん)





■4.原作指定検索割合

4-1.2013~2015年度

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

 にじファン避難所という性質がまだ色濃かった頃。

 それ以外では2014年度後半、アニメ効果で「Fate/」が浮上し、そのままFGOに繋がって高い数値で推移。

 ただ2015年度まで来ると数値の落ち込みが目立つようになり、「俺ガイル」(2期)と「ダンまち」「オバロ」の登場は、新しい原作への入れ替わりとして象徴的。



4-2.2016~2019年度

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

 この期間全てに通じるのが、FGOに由来するだろう「Fate/」二次の最盛期。

 それ以外では急速に伸びたのが2018年度の「ヒロアカ」(特に2期)と、2019年度の「鬼滅」だろう。



4-3.2020~2023年度

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

 最も特徴的なのは2021年度から非常に大きな割合を占める「ウマ娘」の存在。

 それ以外では映画放映時に「ワンピース」が跳ねるというのは以前から見られたものだが、2022年のそれは特大のものとなった。


 近年的傾向として感じるのは、かつてはアニメ放送を契機として見られた「長期的な人気原作」「原作単位の集団形成」の縮小、消滅。

 放送期間と1か2月は急上昇しつつも、「呪術」「リコニコ」「ぼざろ」などその後の急落が大きく、「鬼滅」に至っては2期放送を迎えつつも存在感は一切消え去った。

 アニメに限らず新作発売後の「ポケモン」なども同様で、web小説に限るものではないが、一様的で一過性の流行と言うべきか。

 そのあたりソシャゲの場合、プレイヤーとして主体的に取り組む点、長期に渡って細かくイベントが更新され続ける持続性、といった点で比較的に集団が維持されやすいのだろう。

累計1位の変遷

 過去の2chハーメルンスレ参照、時期は不正確な可能性あり。

 ポイント計算が現在と異なる点にも注意。

1208-1209 真・恋姫†無双 変革する外史。

1209-1301 真・恋姫†無双~李岳伝~

1301-1303 ふと思いついたFate/zeroのネタ作品

1303-1309 インフィニット・ストラトス ~迷い込んだイレギュラー

1309-1311 宍戸丈の奇天烈遊戯王


 以降は正確な日時の確認が可能。

1311-1312 とある神器持ちの日記

1312-1504 ハリー・ポッターと野望の少女

1504    湖の求道者 (約2週間)


 以降はポイント計算が現在のものに改定。

1504-1803 ハリー・ポッターと野望の少女

1803-2008 このすば*Elona

2008-2102 うちの脳内コンピューターが俺を勝たせようとしてくる

2102-2307 このすば*Elona

2307-   バスタード・ソードマン



(2024/07/02追記)

今後の更新はこっちでやる程度かな。

https://note.com/bai2_chun1/n/n9a0ecbc007a5

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