R-18
サイト単位と悩んだもののとりあえず。
■1.小説家になろう
■2.ハーメルン
■3.pixiv
■1.小説家になろう
2008年度が尖っていたりもするが、まぁ総量的に少ない時期でもあるし脇に置いておこう。
新規の投稿量が最も多かった2017年度には、比率に関して凹みも見られるものの、おおむね右肩上がりで推移する。
特に2020年度以降のムーンライトノベルズは、かなり跳ねたと言っていいだろう。
ただ削除済み作品を想定するならば、「増えている」というよりも、「減っていない」という表現の方が適切かもしれないが。
カクヨムやアルファポリスなど、他の大手はそもそもR-18部門を設置していない関係上、独占的な地位にあることで投稿量が維持されているものと思われる。
需要は確たるものがあれど、付随する厄介ごとが大きいともいう。
読者規模に関して確たることは言えないものの、2023年01-03月期のSimilarweb推計に基づくなら、小説閲覧数が平均3.5億PVほど、2割弱の規模を占める。
■2.ハーメルン
ほぼ純粋な右肩上がり。
短編比率やオリジナル比率が通常検索側よりもかなり多い。
そうした特徴はあるものの、基本的な事情はノクターンと変わらないものと思われる。
あとはまぁ作る人ツイートを検索、ってくらいか。
■3.pixiv
pixivに関しては色々と特殊だ。
特に近年急激に増えているのが「中文」のR-18作品であり、ここ3年間で12万件超にものぼる。
上2つのサイトは連載作品という形で、部分数的には通常検索側が多いだろうことを考えるに、比率としては相当高いものに感じられる。
総量の4割超は「腐」の語が入っており、基本的に女性向けの世界であるのはまぁ変わらないだろう。
ただ男性向けに関しても、投稿量的にはハーメルンにかなり優越するかと認識している。
R-18は適性が短編寄りというか、長編に適する作風が限られるといった面や、特殊性癖系は評価システムとの相性が悪すぎるといった事情もある。