蜘蛛と蝶【200字】
掲載日:2022/07/16
女はようやく手に入れた蝶だった。ならば俺は蜘蛛だなと自嘲した。
二人は長いキスを交わした。女の腕が俺の首を抱え俺も腰に手を回す。
こうなることを女も望んでいたはずだ。危ない賭けもそのためだ。
だが女の目に期待した熱情は無かった!
離れた女は冷たく俺に言った。
「姉を殺したのはあなただったのね。でも婚約者が何故?」
スキルで俺の心を読んだ女は護衛の騎士を呼ぶ。
ああ、独り狂愛に踊る蝶が俺なら女は復讐の蜘蛛だった。
女はようやく手に入れた蝶だった。ならば俺は蜘蛛だなと自嘲した。
二人は長いキスを交わした。女の腕が俺の首を抱え俺も腰に手を回す。
こうなることを女も望んでいたはずだ。危ない賭けもそのためだ。
だが女の目に期待した熱情は無かった!
離れた女は冷たく俺に言った。
「姉を殺したのはあなただったのね。でも婚約者が何故?」
スキルで俺の心を読んだ女は護衛の騎士を呼ぶ。
ああ、独り狂愛に踊る蝶が俺なら女は復讐の蜘蛛だった。