アサシンになるため、私はまずスラム街に来ました。
素人の作品です。温かい目で見てください。
この国は裕福な者は莫大な金を持ち、貧しい者は何も持たない。
以前は、貧困の差などほぼなく誰もが幸せな暮らしをしていた。
だが数年前、国王が死に新たな国王が即位してから全てが変わってしまったと聞いているが私には関係ない、何故かって?
私はここの国民でもなければ強い正義感があるわけでもない、つまるところどうでもいいのだ、私はここに仕事を受けに来たのだ、そう子供の頃からの夢、憧れた仕事、「アサシン」と言われる職業、変だと思うかしら?
人を殺すだけがアサシンの仕事じゃない人助けや護衛の仕事もある。
子供の頃見た悪漢を倒すあの姿を見てから私はアサシンになるのと決めていた、もちろん家族は反対しただから家を出て、アサシンギルドのあるこの国に来たのだ。
ここはそんな王都のスラム街、貧しい者たちが身を寄せ合って生活している区域、
私はそんな僻地へと足を運んでいたここにギルドがあると聞いて。
「うーん、おかしいなぁさっきもこの道通った気がするけど…」
情報屋から買った地図を手に私は早速迷子になってしまった。
ここスラム街は表通りと違って道が複雑でまるで迷路ではないかと思うくらいである。よそ者である私が地図を持ったくらいで目的地に着くはずがない。しかもこの地図買った時は気づかなかったがかなり適当に作ってある。細い路地は描いてないし、建物の区切りも雑だ、はっきり言って使い物のにならない。
途方に暮れあたりを見渡していると、ふと一本の細い路地が目に付いた。
「さっき通った時あんなところに道なんてあったかなぁ?」
不思議に思いながらも路地に近づくと、瓦礫の近くに何段にも積まれた木箱を見つけた。
きっと木箱で道が塞がれていて気づかなかったのだろう。
そう思いながら私はさらに路地へ近づく。その時、ふと脳裏に不安がよぎる。
「女は度胸!」
と自分に言い聞かせ、路地へ足を運んだ。
投稿ペースは遅いですが、気長に待ってください。