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1往復目 チッチッ

そのあと僕はなんとか吐き気を押さえることができたものの気味悪さが残り、頭のなかをグルグル回っているようだった。


「なぁ、病院に行かなくてほんとに大丈夫か?」


「...うん。じゃぁ、行ってくるよ」


学校に行く気はしないがとにかく事故について調べなくてはならなかった僕は重い足をあげた。すると、



「おはよう!シュウ!」


やはり玄関に柚がいた。

確証はないが、多分奏は事故で死んだのは事実だろう。しかし、さっきの場所に行くまではそうとはいえないため僕はいつもより速足で歩いた。


「ちょ、シュウ待ってよぉ~」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「でねぇ~......。」


僕は幼馴染みの話を全く聞くことなく現場着いた。

しかし、パトカーも救急車もなく、いつも通うただの通学路のままだった。


「すみません、さっきこの辺で女子高生が交通事故にあったとか聞きませんでしたか?」


僕は納得できず、同じ学生服を着た女の子に話しかけた。が、やはり知る人なんているはずもなく何人か適当に話しかけた。


皆、「しらない」といい僕はもう、どうすればいいかわからなかった。とにかく学校に行かなければ間に合わないし、待たしてる柚にも悪いと思い声をかけた。





「ごめん、柚そろそろ行





《バンッ!!!!!!!》





こっか。」


不意に後ろから銃声のような大きな音が聴こえた。




振り返ると...













カチッ


















ーーーさっき話しかけていた女子高生が、アカイ血を纏って倒れていた。

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