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旧作品群

それでも彼は、「勇者」たる

 もしも。
 もしも目の前に、一と三百とが掛けられた天秤があったとしたならば。
 三百を選べば一は失われ――一を選べば天秤ごと三百が、いや、世界が失われるとしたならば。
 もしも。
 もしもあなたがそんな選択を強いられたなら、一体、どちらの天秤を選びますか。

 もちろん三百のはずです。

 では、それなら、一があなたの恋人で、三百があなたの知らない人間であったなら、あなたは三百を選べますか? その場合、世界が滅ぶとしても?
 もしもの話です。
 この女をこそ得めと思い、彼の子供なら産んでも良いと、それほどまでに思える恋人が目の前にいて、そして彼あるいは彼女が「一」であった場合、いったいあなたは、どちらを選びますか――――?


 この物語は、当たり前の選択を、当たり前に選ぶ事が出来る、そんな「勇者」のお話。
≪始≫
2014/06/20 18:00
≪上≫
2014/06/20 19:00
≪下≫
2014/06/20 20:00
≪終≫
2014/06/20 21:00
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