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心斎橋の買い取り専門店に銀貨を売りに行ったら、提示されたお値段にビックリした話。

作者: エンゲブラ
掲載日:2026/02/20

最近、めっきり貴金属のお値段も上がり、手が出せなくなった海外銀貨の収集。


昨日、ひさしぶりに日本貨幣商協同組合のホームページを覗いたら、2月20日から22日までの三日間『第60回 おおさか大収集まつり』が、心斎橋で行われていることを発見し、本日突撃。


目的はコインの購入ではなく、買い取り査定。

イベント期間中は、買い取りブースも併設されているので、いらない銀貨でも売りに行こうかと。


筆者は、海外の銀貨などを収集するのが趣味で、数年前までは、よくヤフオクを漁っていた。で、実際にオークションを楽しんでいると、同時間帯に出品されている別の商品にも、当然、目が行く。


国内コインは、正直興味がなかったが「純銀なら地金価値は補償されているようなもの」という界隈の話から、地方創生などのプルーフ銀貨は、当時の地金価格で入札し、いくつか落札。


そこで、現在の貴金属の高騰。

そろそろ「いくつか処分して、現金に戻すか」と、純銀のプルーフ千円銀貨を14点ほど、バッグに詰め込み、会場へ。


昨日のヤフオクでの平均落札価格は、ひとつ当たり13000円台の銀貨。これは1グラム400円台になっている銀の時価にグラム数をかけた数字で、ヤフオクでは、現在でも地金価格での取引が定番なことを意味する。先月末には、1グラムあたり650円という史上最高値をつけていたが、こればかりは仕方がない。


「―― えー、ひとつ8千円ですね。最近は銀の価格が乱高下していて、買い取りの値付けも難しいんで」


買い取りブースで、溜息をつく。

買い取り前に、各出店ブースを覗いたが、1万5~6千円の販売価格。買い取りは「販売価格の半値」ということか。


ヤフオクの場合、売り上げ額に対し、10%のシステム利用料が発生するので、ひとつ当たり1万1700円くらいなら迷わず売ろうと決めていたのだが、これはだいぶと想定を下回る数字。


場所は、心斎橋。

そういえば、このへんには「大手買い取り専門店」が、多数ひしめいていることを思い出し、交渉終了。一旦、イベント会場を後にし、とりあえず心斎橋筋商店街へ。


商店街のアーケードには、買い取りショップの大きな垂れ幕が何本も掛けられ、「○○屋まで○○メートル」のようなのが、いくつもあり、とりあえず、すぐソコのお店へ。


「ゴ予約ハ、アリマスカ?」

外国人の従業員が、お出迎え。

「え、予約とかいるの?」

「ハイ、コレヲドウゾ」


フリーダイヤルが書かれたティッシュを手渡され「……」。

そのお店は、買い取り以外にも販売も行っていたので、査定員が不在か、接客中で埋まっていたのだろう。ということで、別店舗へ。


30メートルほど歩くと、二件目を発見。

こちらは買い取り専門店なので、すぐにお出迎え。

筆者でも何となく、その名前を知っていた大手「おた○らや」だったので、安心して査定ブースへ。


丁寧な接客のあと、ケースから出してグラムを測っていいかと訊かれ、手渡すも、造幣局のコレクション用のコインケースに入っているため、開けられず、公式データを参照。


さて、そのお値段は……。

「純銀とのことですが、貨幣は溶かして再利用することが法律上禁止されているので、地金価格での買い取りというわけにはいかないのですが……」


うん、それは知っている。

だから、筆者的には、ひとつ1万1700円くらいで御の字なのだよ、キミ。


「そうですね。額面が千円ですので、ひとつ当たり倍の2千円でいかがでしょうか(ドヤ)」



筆者は、再び貨幣組合のイベント会場へと戻った。

そして、14点のうち、富士山のカラープリントのある千円銀貨1点を省き、13点の買取をお願いした。ひとつ当たり8千円で。


ヤフオクに出せば、高値で売れるのは分かっているが、筆者は落札専門で、出品経験がない。また1点1点、落札者とメールで何度もやりとりし、梱包出荷。家に持ち帰るのも面倒くさくなったので、あきらめて下取りに出すことに……。


あとは出店しているお店を何軒か回り、物色。

どれもこれも、以前とは比べ物にならない価格になっていて、ビックリだったが、果たして「買い取り価格」は、どんなものなのだろうか。


―― てか、1枚あたり2千円ってどういうことやねん、おた○らや!


ホームページでは、買い取り品目に銀貨を載せ、純銀製品は1gあたりの買い取り価格を400円台で掲載しておいて「貨幣は溶かせないんでw」は、さすがに話がおかしくないか?


そりゃ、心斎橋でバカ高い家賃を払っているのだから、そういう「悪い稼ぎ方」も時には必要なのかもしれんが、さすがに相場から逸脱し過ぎていたので、ここでちょっと文句を言っておく。


両親や祖父母の遺品から、金や銀の古銭が出て来ても、こういった買い取りチェーンには持って行かないように気を付けることを、みなさんにも伝えておこう。 おわり。



とはいえ、筆者がヤフオクで3~4年前に、今回のプルーフ千円銀貨を落札していた時は、ひとつ当たり3千円台前半だったので、送料なんかを入れても、いちおう倍値では売れた計算になるので、いちおう御の字?

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