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流下式塩田法とは
『小林様
誠に申し訳ありません。
私の要領の悪さから、
ご不快な思いをさせました。
申し訳ありません。』
『………。』
『あなた様の過去をお調べさせて頂きました。
日本に昔からある製塩法をご研究為さっておられましたね。
実は我々の研究もそう。
温故知新 古きを訪ねて 新しきを知る
そこに辿り着きました。』
『よう判らんが…。』
『はい、昔の製塩法に流下式塩田法が有りました。
小林様の研究為さって居られた。』
流下式塩田法とは
海水を煮詰めて水分を蒸発させると塩になります。
しかし海水の塩分濃度は約3%ほどで残り97%の水分を蒸発させる必要があり、
大量に塩を作るには、水分を蒸発させるための大量のエネルギー(薪、炭など)
が必要となり、非効率でした。
そこで昔の人は、塩田に海水をまき、天日で水分を蒸発させ、
程よいところで塩田の砂を海水で洗い、塩分濃度が髙い鹹水を取り出し、
それを煮詰めて蒸発させる方法を生み出しました。
これを揚げ浜式塩田法と言います。
流下式塩田法は、揚げ浜式塩田法を発展改良した方法です。
(ネット引用)