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しかった……  作者: イ、
1/1

2話ー親友だろ!

「やっと夕飯か、ホーンの手作りの料理か、気になるな……」


「おまたせ」


「うわぁ、ホーンこんなのが作れるのかよ、おっちゃんの手でこれが作れるなんて想像できないわ」


出てきた料理は、煌びやかで、匂いだけでヨダレがダラダラと垂れそうになる。


「失礼だね、私だってこれくらい、作れるよ」


「いや、これはこれくらいのレベルじゃないよ」


「そうよ、お父さんの料理は世界一美味しいんだからね」

そう言って三人で丸テーブルに座る。


「はい、じゃあいただこうか、いただきます」


「いただきます」


カチャカチャとみんなが黙々と食べ進める。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「あー美味しかった、また明日もお願い」


「いや、君が泊まるのは今日の1日のつもりだったんだがな、明日もココに泊まるか」


「まじかよ、おっちゃんやっぱり最高だよ」


「はっはっはっはっそれは良かった」


「よし、じゃあ娘さんは今日の話が聞きたいんだっけ?」


「じゃあ聞かせてあげるか? いや、その前に名前はなんていうんだい?」


「私の名前はオレイド=ミリ、ミリって呼んでください」


「わかったミリ、最初から話すよ」


俺は、この町に来たのが初めてだったんだ。

そこで、色々あって裏路地に行ったんだ。

そしたらおっちゃんがチンピラ三人くらいに絡まれててな、俺がかっこよく大丈夫か(キリッ)って感じで声をかけたんだ。



「おい、嘘を言うな、お前は最初に声を出して叫ぼうとしたが緊張して声が裏があ、んっんっんっ」


「おい、それを言うんじゃない、恥ずかしいだろ」


俺は恥ずかしくなったのでおっちゃんの口を塞いだ。


「まぁいいや」


「いや、よくない。コイツは緊張して声が裏返ったんだ」


「おいおいおい、何言ってくれてんじゃ〜。

俺のかっこいいところを見せたかったのに、シナリオココで全部崩れたじゃねえか」


「私はあの時心の中で笑ってしまったよ……

相手にまで声ちっさって言われて……はっはっはっはっ、あー面白いな」


「おい、おっちゃんそれはないぞ、俺は助けたのに、まぁ本番はココからだ、俺はココからチンピラを相手にして戦うんだ」


「まぁ弱すぎて、弱っとか言われていたけどな」


「おいおいおい、何言ってくれとんじゃ〜ココからが、俺のかっこいいところだったのに、おい〜」


「お父さんと、お兄ちゃんは仲がいいんだね」


そんな時に笑顔でミリは言ってきた。


「ああ、この世界でできた、最初で最期の親友だよ」


「親友?」


「まだ小さいミリにはわからないかな、一番仲のいい友達ってことだよ。


「そうなんだ、じゃあミリとも友達だね」


「うん、そうだよ」

俺はそう笑顔で返した。


「じゃあもう夜も遅いし、ミリは寝なさい」


「うん、お父さん」


おやすみー


「じゃあ、私たちも寝るか、おやすみ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「異世界に来て1日目か、疲れたな、もう寝るか」

そう言って寝ようとすると頭痛がいきなり来た。

「ウッ、な、なんだ頭が痛い」

なんだこの映像は。


「お頭〜ココが武器屋ですよね、燃やす準備はできました」




「よし、俺たちに恥かかせた分コイツらは俺たちが燃やしてやる」


「はい、じゃあ点火しますよ」



「なんだったんだ、さっきのはココの家に火を点火する? と言うかこの症状はなんなんだ、未来予知?」


「あれは夜中だったな、夜のいつ来るかはさっきのじゃわからなかった。ココに影響を及ぼすわけにはいかない。俺が、俺が守るしかないんだ」


まずは騎士に連絡か、いや、おっちゃんに連絡してもらおう。


「おっちゃーん、騎士に連絡してくれ、早くできるだけ早く」


「ううっなんだ、まだ寝たばっかなのにどうした」


「朝のチンピラがココに火をつけようとしてるんだ」


「なんだと、早く、連絡しなくては」


「俺はこの家を守ってるからおっちゃんは連絡を頼む」


「ああ、わかった」


「これでオッケーだ、何が起こってもこの家は傷つけさせない」


そう言って俺は外に出た。


「お頭〜ココが武器屋ですよね、燃やす準備はできました」


やばい、思っていたより来るのが早い、騎士が来るまで時間を稼がなくちゃ。


「よう、朝あった弱い男です」


「あ! お頭、朝あったなんか蹴りが異様に弱い男です」


「あーあいつか、で、どうした俺たちの邪魔をするのなら殺すぞ」



「うるせーな、もうすぐ騎士がここにくる、お前たちは終わりなんだよ、逃げたきゃ逃げやがれ」


「絶対ハッタリですよお頭、こんなやつやっちゃいましょう」


「ああ、ぶっ殺してやる」


「きやがれ、俺は目だけは良いんだよ、全部避けてやる」


「はっ、やっちまえ」


「うりゃ!」

チンピラが俺に朝と同じく右ストレートをあてに来た。


「危なっ」

そう言って避け、俺も右ストレートを相手にやる。


「弱っ!」


うん、詰んだ、もうだめだ。なんかチンピラたち剣とか持ち始めてるし、ヤダヤダヤダヤダ、やばいよーちびりそう、つか騎士来るの遅くない、俺が死んだからじゃ遅いの分かる?と考えていると相手が俺に剣を振りかざした。


「あぶね〜、本当に死ぬから、やめよっ」


「コイツ何言ってんだよ、殺しにかかってるに決まってるだろ」


「うん、もうやめよう」


「うるせーな、もうやっちまえ」


「そこまでだ!!」


「お前たちは包囲されている、大人しくこっちに来い」


「お頭、あいつの言ってること本当でしたね」


「くそっ覚えてろよ」


「あー、本当に怖かった、泣きたい」


「ラク、本当にありがとうな、お主は私の英雄だ」


「うるせえよ。親友だろ、これくらい当たり前だ。

ということで、明日からも泊めてね!」


「こちらこそ泊まってくださいだよ」







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