合同授業
おかしい所があったら教えて下さい。
ついに五時間目になった。
皆は初めての合同授業が楽しみなのだろうか、体が僅かに震えている。
「ついに、だな……シエル」
「ああ、そうだな……ラウル」
ついに、ついに……!
「「模擬戦ができる!! 」」
やっとだ、やっとできる。
模擬戦楽しみだな〜
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模擬戦♪模擬戦〜♪
「さあ! 誰かやろうぜ! 」
『いや、遠慮しとく』
「(○□○)!? 」
『いや、だって』
モブA「怪我するし」
モブB「怖いし」
モブC「勝てないし」
「ドンマイ、シエル」
「運が無いですね」
そ、そんな模擬戦ができない……だ……と……?
クソ! 俺の全てを奪うなんて……!
「……………と………た」
どうする? 無理やりは気が引けるし、誘っても意味がなかったし、何か良い案はないのか!
「ちょっとそこのあんた!!! 」
「うお!誰だ! 」
俺が振り向くとAクラスの女子がいた。
彼女は光を反射するような金髪にサファイアの様な目をしていて、出る所は出て締まる所は締まっている。
俺が彼女を観察していると彼女は言い出した。
「あんた、暇なら私の相手しなさいよ」
「はぁ? 何で俺が? 」
「いいからこっち来なさい! 」
「お、おい! 」
腕を掴まれて無理やり連れて行かれる。
てか、誰? この子?
「ほら、剣をもつ! 」
「はいはい、持てばいいんだろ」
そう言って渋々剣を構える。……久しぶりにやるな。自然と笑みがこぼれるぜ。
「先生! 模擬戦の許可を! 」
「はいは〜い、模擬戦を認めます」
柔らかな口調でニーナ先生が言う。
……緊張感ないな、この先生。
「それじゃあ………始め! 」
始めの合図と共に突っ込んで来る。
俺はそれを剣で軽く流す。
「っ! 」
まさか流されるとは思わなかったのだろう、俺の横を通り過ぎる。
「さっきので致命傷か死んでたぞ」
「う、うるさいわね! まだまだよ! 」
顔を赤くしながら叫び、近づいてくる。
そして、剣で斬りかかってくる。
それを今度は、受け止める。
ガツン、と重い音がする。
女子にしては、まあまあ重い一撃だな。いい線いっている。
「どうした、もっと力入れろよ」
「っ! 馬鹿にして! 」
「馬鹿にはしてないがな……」
それから何度も打ち合いが続く。剣と剣が当たるたびにガツン、ガツンと重い音が響く。
それが何十回も続いた後に一旦離れる。
「はあっ……はあっ……」
相手は息を乱しているが俺は乱していない。体力が違うからな。
「……決めるか……」
そう呟いて俺は一瞬で近づく。
「!? 」
相手は剣で攻撃しようとするが遅い。
俺は振り落としてくる剣を見えない速さで弾き飛ばす。ガキン!、と訓練用の剣じゃしない音がしてガツッ、と音がして天井に突き刺さる。……ヤバくね?あれ?
「は〜い、そこまで! 勝者、シエル・ブレイブハート! 」
『ワアアアアァァァァ!!!』
先生がいい終わると周りから観戦が沸く
どうやら俺達の試合に見入っていたらしい。いや、暇なら模擬戦しろよ、お前ら
「えっと……いい勝負だったわ、ありがとう」
「こっちも久しぶりだから楽しかったぞ、ありがとう」
そう言って微笑むと彼女の顔が赤くなった。具合が悪いのかな?
「大丈夫か? 」
「え、あああ。だ、大丈夫よ。
えっと、あの…わ、私エリス・シュタインよ。よ、よろしく……」
「ああ、エリスよろしくな」
「はうっ……そ、それじゃあね! 」
そう言うと彼女は駆け出していった。
………まだ授業中だぞ、エリス……
やっとタグ回収できた〜。ソフィア(ヤンデレ)と、新たなヒロインエリス(ツンデレ)ですね。
感想とか、よろしくお願いします。




