シエルのストーカー?
ブクマしてくれた人、ありがとうございます!
最近何故か視線を感じる。
例えば、昼休みの時に食堂へ行った時に明らかに周りの視線と違う視線を感じたり、授業中に不意に視線を感じたり、自分の部屋の物が無くなったりする。これらはまだ無視できた。
だが、どんどんエスカレートしてきて遂には机の椅子まで無くなった。まあ、俺の魔法「創造」で作ったが。これでも神だからな。この事をエウスに相談したら
「間違い無く、ストーカーですね。私も経験がありますので。」
「お前もか、大変だったね。」
「そのまま返します、大変ですね。」
「ああ、怖いよ。自分の物が無くなったり、視線を感じるのは。この前の授業でもなこんな事があったんだよ。」
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「おい、シエル。勝負だ。」
「どうしたラウル、急に。」
急にラウルが話しかけてくる。
今授業中だぞ、脳筋。
「いや、こういうのはさ勝負という形にしてさ盛り上げたいじゃん。」
調子に乗ってるな。じゃあ……
「ラウルが負けたらアイアンクローな。」
「は!?待て待て待て、そしたら絶対負けるからさ!あ、あれだ!負けたら昼食を奢るにしよう!」
「お前から吹っかけてきたんだから、覚悟しろよ^_^」
「クソ‼︎負けられねえ!負けたら終わる!」
必死だな〜こいつ
「で、何を勝負するんだ?」
「今回は、体育だから徒競走な。」
「……それお前勝てんの?」
「……今考えたが無理だよ!でも俺から言い出したんだ、男に二言はねえぞ! 」
やっぱ馬鹿だ。
「ああ〜なるほどね、さあ、やろうか。」
「うおおおおお! 負けねえぞシエル! 」
数分後
「うぎゃゃやあああああ!!!
砕ける! 頭が! 粉々に!」
「おらおら、痛いか?」 (ギリギリ)
「ぎゃあああああ!!!」
結果は俺の圧勝、ラウルが焦ってこけたからだ。馬鹿だなぁ、とか考えてたら
「ふふふ……シエル君……はぁはぁ」
不意にそんな声が聞こえ、体が震える
「っ!?」
「いてててて、ん?どうした?」
「いや、何でもない。(気のせいか?)
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「という事があったんだ。」
「うん、あなた達は何をしているんですか?授業中に?」
「いや、あれはラウルが悪いから。」
「いや、まあそうですけど。」
あれ?話しがずれてるな。
「まあ、兎に角 "気にしない" これが一番です。」
「そうか……分かった。ありがとう。」
気にしない、か……そう言われると気になるがな。
「あの金髪……エウス・アーカディアでしたっけ、邪魔ですね。私はシエル君と二人っきりになりたいのをあいつは……あいつらは……」
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「ふっ!ふっ!」
やっと日が昇り始め、鳥がチュンチュンと鳴き始める頃に俺は寮の裏で素振りをしていた
子供の頃からずっとやっているからか、朝はこれをしないと落ち着かない。
「ふぅ……」
素振り百回を終えて一旦落ち着く。そして、当たり前だが今日も誰かに見られている。朝早いのにご苦労な事だ。
エウスは気にするなって言ってたけどこれじゃあ集中できないな。
………いっその事突き止めるか、集中できないし。…………よし。
「そこにいる奴、でてこいよ。」
「っ!?」
驚いてでてきたのは……
「ん?お前確か同じクラスの…」
「えっと…そ、その…いつからですか?」
「最初からだよ、朝早くにご苦労さん。」
俺はねぎらいの言葉をかけながら相手を観察する。黒髪に黒目、大きい目に小さい口、発育良く膨らんだ胸元。……普通に可愛いが何故俺の事を?
「あ、あの!」
「ん?なんだ?」
「わ、私と…」
「うん、お前と?」
「つ、付き合って下さい‼︎」
「……………は?」
え?何これ?何この状況?
うまく書けているのか不安………




