閑話 ガイアさんの正夢
シエルが学園に行く前の閑話です。
ガイアさん……
「待てや、このクソ親父ぃぃぃぃ!! 」
「ちょっ、おま、落ち着け! 」
やあ、みんな! 俺はガイア・ブレイブハート。一国の王であり、シエルの父親さ!
そんな事より今、俺はシエルに追われているのさ。なんでって言うと……
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数分前…
シエルの部屋
「ふんふふーん♪いるかーいシ・エ・ルく〜ん♪」
ガチャ
「あれ、居ないや。 どこに行ったんだろうか? ん、これはお菓子か? いっただっきま〜す」
ガチャ
「お菓子♪お菓子♪お、菓、子……」
「あ」
「……おい、クソ親父……てめぇ、今何を食べた……? 」
「いや、あの、これは……」
「……殺す……! 」
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…うん、完全に俺のせいだね♪
全くシエル君はそんな事で怒っちゃって駄目だな〜(自業自得です)
てか、そんな事より逃げないと殺される、確実に。
「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す」
呪詛を吐きながら追いかけて来るシエル怖いよ……
そんな時、廊下の窓が空いている事に気付いた。
「あれだ! 」
窓枠に足を掛けてとうっ!……あ、ここ3階だ……
「ぎゃあぁぁぁぁ!!! 」
ひいぃぃぃ! 落ちる! ちょっ、誰か!
願う様に下を見ると誰かいる。
あれは……アリオス君だ!
「おーーい! アリオスく〜ん」
「ん? 国王!? 何で!? 」
どうやら気付いてくれた様だ。
「う、受け止めて〜〜! 」
「は、はい! 分かりました! 」
良かった! これで助かる! やったね!
「よ、よし! 」
「隊長、何をしているんですか? 」
「ん? ああ、いや。国王がちょっとね」
「? 」
ちょっ、おまっ、よそ見するなって!
あ、やば……
ドシンッ!!!!!
こうして、俺は気絶した。……アリオス、許すま…じ……グフッ
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「はっ! 」
どうやら夢を見ていたみたいだ。いや〜妙にリアルだったな〜
そうだ! この事をシエルに教えに行こう!
「ふんふふーん♪いるかーいシ・エ・ルく〜ん♪」
ガチャ
「あれ、居ないや。どこに行ったんだろうか? ん、これはお菓子か?いっただっきま〜す」
ん?何か見た事あるなこの場面。
ガチャ
「お菓子かお菓子♪お、菓、子……」
「あ」
お、おっとぉ?
「……おいクソ親父……てめぇ、今何を食べた……?」
こ、これは……
「いや、あの、これは…」
「………殺す……!」
正夢、だと?
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