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165回目の転生で手にした幸せ  作者: 千登瀬 餡霧
5/12

説話:俺を落とした後・・・・

お読みいただきありがとうございます。

昨日に続けての次話投稿です。

評価していただき、すごくうれしかったです。

今回は説話なので短くなっております。

俺が扉から落ちた後

女神はしばらくの間、落ちた場所を見つめていた。


唐突に、誰もいないはずの空間から声をかけられた。

「新しいお気に入りを見つけたのかい?」

声がした方を向くと、20代ぐらいの男が立っていた。

顔の線は細くバランスがよく、いかにも魅力的な男であった。

だが、当の女神はもう見飽きたというような顔をしていた。

「またあなたなの、よっぽど暇なのね?」

「いやいや、君ほどじゃあないさ。

 ところで楽しむのをやめろということはしないが、

 あまり目立つこと(・・・・・・・・)はするなよ?

 旧友として忠告はしておく。」

「・・・わかったわ。忠告ありがとう。」

「まだなにかあるの?」

女神の神妙そうな顔を向けられた男は、クスッと笑うと

「いや、お邪魔したな。じゃあ俺はこれで。」

「ええ、それじゃあね。」

こちらに背を向けて歩いていた男は、一度振り返ると

「ああ、またな。」

そう言って光の中に消えていった。

男が出ていき、今度こそ静寂が包んだところで

女神は不満げにつぶやいた。

「なにが、旧友よ。

 大天使(・・・)ごときが、頭が高いのよ。」

お読みいただきありがとうございます。

天界の話も入れていく予定です。

感想・評価をよろしくお願いいたします。

次は転生一回目です。

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