闇と光のワルツ
「実はーーー…」
「お父様ッ」
「部外者に伝えんのか?」
「言っちゃ駄目だろ!?」
「そうっスよ!」
上から、瀞露、梢、薄蓮、刹鬼。
「静かにせい!」
静かな、でも、何とも言えない威圧感を含んだ声で、狼願が言った。
「えーすまない。実は、あの男、闇咲の太刀を狙っている者なんだ」
予想が当たった…いや、当たってしまった…?
「それだけならいいのだが…おそらく、あの男が、破魔の太刀を奪ったのだろうと、雷鳴家は考えとる。」
違和感。
「なぜ、あの男はオレを知っていたんだ?」
「質問」として声に出す。
「欒…」
『しらなーい!なんなのアイツ。イライラするわあー』
「問題が減って、また問題が増えて…」
「プラスマイナスゼロじゃない…」
沈黙。
「あっ…あの…」
刹鬼が、沈黙を斬り裂く。
「もう、日も暮れてるし…今日は泊まりませんか?イイっスよね?」
「ああ、勿論!」
なぜか、そうなった。
「じゃーおいら、部屋を案内してくるよ!」
オレらは、薄蓮につられて部屋を出た。
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どうも、僕、瀞露です。
「ふぅ…」
溜め息をついている梢が横にいるね。
頬が微妙に赤いなぁ。
お酒も飲んでないのに…
(注!:このなかで未成年は、梅、刹鬼、薄蓮です!)
「どうした?梢?」
「えっ…いや、別に…」
……フフーン(キランッ)
「あの子らの中で、気になる子でもいるのか?」
「べっ、別にっ」
……ハハーン(キランッ)
「よし、言わぬなら、当てて見せようホトトギスってことで、誰だ?いろはちゃん?」
「違うし」
「かるたちゃん」
「違うし」
「遊憂ちゃん?」
「ちっ、違うし」
皆、気付いた?
返答の違いを!!
「よーし、分かった!遊憂ちゃんか!」
「違うっていってるだろ!それに声デカイ!」
でも、さらに顔が赤くなってきた。どうやらマジらしい。
「本当は?」
「えっ…す…」
もう、これ以上ないってくらい顔が赤い。
「もう、うるさいっ!!」
怒って部屋を出ていく梢。
僕は、この事を日記に書いたり書かなかったり…
決めるのは、キミ次第だからね?
内容薄すぎますね!!
ごめんなさい!!!