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依頼者は陰陽師。

ギーーーーーーーーンゴーーーーーーーン……


館中に響く巨大なチャイム。

オレはちょっと気になり、部屋から出てみる。

こういうとき、半妖でよかった。と思うときがある。

理由:速く玄関に行けるから。

はい、そういってる間につきました~。

がちゃ。

いたのは、長い黒髪を後ろでゆっっったりまとめ、白い装束の少女。

それは、まさに

「陰陽師……?」

「はい。陰陽師っス。彪樫館に新しく来た人っスか?」

「あぁ。そうだよ。刹鬼」

後ろから、蝋の声。

「あ、そうか。初対面だったっけ?」

粕楽の声も。

「じゃあ、自己紹介するっス!自分、雷鳴らいめい 刹鬼さつきと言うっス」

「お…オレは誘坐来遊憂。九尾の狐の半妖だ」

「よろしくっス」

あとで蝋に聞いた事だが、陰陽師と妖怪は、結構仲がいいらしい。

「でも、悪い妖怪が時々いるんだよ」

「自分達は、そいつらだけを祓うんス。基本、妖怪は優しい奴ばっかなんスよ」

なるほど。

「はじめまして。刹鬼さん」

かるたも挨拶をしている。

「とりあえず、中にはいらねぇか?サウズにいこうぜ」

蝋の提案。

採用!


「そんで!本題に入るっスよ!」

ソファに座り、お茶をすすっている刹鬼。

「大変なことなんス。代々雷鳴家につたわる家宝が盗まれちゃったんスよ」

「それ、ヤバいじゃねえか!」

ただならぬ反応の蝋達。

「そんな大変なことなのですか?」

かるたの質問。

激しく同意せざるを得ない。

「あ、そっか、知らないんだな」

「雷鳴家の家宝は、ある太刀なんス」

『破魔の太刀』と言う名前で、その名の通り、あらゆる邪を断ち切ってきたという太刀。

それが無くなったら…………

あらゆる悪が爆発的に増え、人間もその邪に惑わされる。

=犯罪者・違反者が増える

→善いことをしようとする気が一気に無くなる。

→→大変!!!

「大変でしょ?」

「ヤバ……!」

「善と悪のバランスが崩れちゃうんス」

刹鬼はお茶を飲み干し、机を叩いた。

「お願いっス。一緒に太刀を取り返して欲しいんス!!」

一瞬の沈黙。

そして、

友達ダチの頼みと言われちゃな……」

「ね…」

「このままじゃヤバいしな」

「いっちょ、やるかしら」

「まさか、こんなことやる人がいるなんて、信じられませんわ」

「じゃ、ゼロにしちゃおうよ。この機会に」

みんな、ゆっくり立ち上がる。

「ねぇ刹鬼」

いろはが静かに言う。

「案内して」

その言葉と同時に、全員が変化した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「あ、まだ変化しなくていいよ」

「今の流れでそれ言う!!???」

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