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自分から追放された元貴族令嬢ですが許せないので見返します  作者: 創造執筆者
一章 仕返しのための準備をいたします!
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6 魅惑の商会・クレハ商会

コーカリアス王国の貿易街ピトリスでは最近女性たちの間で、とあるうわさが流れていた。


いわく、今まででは信じられないくらい体の汚れを落とすことのできる洗剤があると。


いわく、信じられないくらい髪がサラサラになる魅惑の洗剤があると。


また、うわさは女性たちだけでなく男性や子供たちにも広がっていた。

なんでも、どんな料理でも、それをかけるだけでたちまち王宮料理人がだす料理の味になるということを。

そんな魅惑の商品が事実かどうかを確かめるために今日も人々はその商会へと向かう。

クレハ商会へと。


「シャンプーとリンスを3つずつちょうだい」


「こっちはボディーソープを3つちょうだいな」


「こっちはマヨネーズを5本くれ」


クレハ商会は人々の口コミが広がり今日も人々が押し寄せていた。その人気はすさまじく昼を過ぎるころには商品が完売するくらいで、クレハ商会で物を買いたいなら朝に買いに行けと言われるくらいだ。


そんな中、ノイマンと見慣れない女性が店に入ってくる。


「ノイマンさん、いらっしゃいませ」


「クレハさん、おはようございます。先日はどうもありがとうございます。こちらは娘のライラです。クレハさんから頂いた商品で枝毛に悩んでいた娘の髪はあっという間にサラサラになりまして、娘も大喜びです」


「あなたが、あのシャンプーとリンスを作られたクレハさんですね。本当にありがとう。こんな髪になれるなんて夢のようだわ。私、つい嬉しくなってしまって近所の奥様方に自慢してしまいましたわ」


(なるほど、ここまで人気が出たのはどうしてかと思っていましたが、大商会の娘さんであるライラさんが宣伝してくれたおかげでしたのね。)


「さぁ、とりあえず、シャンプーとリンス、ボディーソープを10本ずつもらえるかしら」


「お買い上げありがとうございます。」


「それじゃ私も商会の仕事があるからもう行くわね。さっ、お父さんもクレハさんのお邪魔になっちゃいますから行きますよ」


「ええ、そうですね。クレハさんこの度は本当にありがとうございました」


「こちらこそ、ライラさんのおかげで、たくさんのお客様にいらしていただけましたから。こちらこそありがとうございます」


彼女たちはそう告げるとクレハ商会を後にした。


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― 新着の感想 ―
[気になる点] シャンプー、リンス、マヨネーズいずれも好調に売れているようですが、それを支える供給の為にどのように生産されているのかが現れていないので、物足りなさを感じます。
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