第十章 登場人物
プアア王妃
エンポリー連邦の一つであるチーリエ王国の王妃。わがままな性格が災いして自身の息子を殺してしまった上に自分自身も新薬の開発の被検体にされてしまう。
ポポルコ王子
エンポリー連邦の一つであるチーリエ王国の王子。クレハの忠告を無視しハンバーグ欲しさに材料を盗み出し部下に作らせた結果ナツメグ中毒に陥りその生涯を終えることになる。
付き人
プアア王妃の付き人、従者。プアア王妃の命令ではあるがクレハ商会に強盗に入ってしまったため、チーリエ国王からの罰を恐れて国外逃亡を行う。本来であれば自分からその様な行動を行えるような人間ではないか怪しげな白い粉をプアア王妃の部屋から持ち出すことが出来たため、使者に拾われ彼と共に国外逃亡を行う。
使者
ポポルコ王子の死因がクレハのせいだとはなから疑っており、クレハやナタリー王妃に対して暴言を吐き、拷問を匂わせる発言をする。その件に関しての罰を逃れるために自らの立場を利用して作った他国の貴族とのコネクションで海外逃亡をもくろむ。
チーリエ国王
エンポリー連邦の代表けんチーリエ王国の国王。国王としての能力はよくも悪くもなくこれといった問題も起こさないような人間であったが父親としての教育能力がなかったのか家族運がなかったのか周囲の人間のせいで国王としての資質を問われるような結果になってしまう。
ウィンズス国王
ウィンズス王国の国王。エンポリー連邦の代表からの書状でコーカリアス王国の行いを知るが冤罪ということが分かると自らそれを証明しようと働く。しかしながらその目的は国として借りを作ろうとするのではなく単純にハンバーグが食べたかったという残念な理由である。
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