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ギルドと受付嬢と萌えと旧友と契約武器とテンプレと

前回に続き第三者視点(僕はそのつもりです)


何時もよりは長いはず。


感想、指摘よろしくお願いします。



12日中に1,2コ更新するかもです。



累計PVがそろそろ10000です!達成したら、別キャラ視点、予定ではシディの視点で話を書こうかとおもってます!内容はハルとの出会いですね。



これからも応援よろしくお願いします。


作品向上のため、感想を教えてもらえると大変助かります!



「すみません。ギルドに登録したいんですけど…」


受付に行きハルは受付の人に話しかける。ちなみに受付の人は狐耳のついた美少女の獣人である。


「はっはい!わかりまちゅた!…うぅ…すみません」


受付の女の子は見た目は系の美少女だったが、噛んでしまい真っ赤になってしまったのを見てハルは


(萌え…)


と思っていた…


「で、ではこちらの水晶に手を置いてください。」


落ち着いたのか、受付の女の子はそう言って何処からかハンドボールくらいの大きさの水晶を取り出す。


それにハルは手を置く、そうすると水晶が光だした。


「えーと、では、少々時間がかかるので今の内に説明いたしますね。


まずこの水晶からですね。

この水晶は個人情報を読み取りギルドに登録しギルドカードを作る機会です。個人情報の一部、名前とランクだけはギルドネットワークと呼ばれる世界中のギルドを繋ぐネットワークに載ります。ギルドネットワークに載るのは世界中のどこでも依頼を受けやすくするためです。


次はギルドの仕組みです。

ギルドは所謂依頼の仲介人ですね。依頼と共にお金をもらい、依頼を冒険者に紹介し、依頼が達成されれば、仲介料としての一部を除いた報酬を払います。もし、依頼を失敗した場合違約金を払っていただきます。そして、依頼中に死亡した場合、ギルドは責任を負いません。


次にランクですね。

正式名称はギルドランクなのですが、ランクと呼ばれています。ランクはしたからG,F,E,D,C,B,A,S,SS,EXの10つがあります。このランクによって、受けられる依頼が変わります。依頼にもランクがあり依頼ランクと呼ばれます。ソロであれば自分のランクと同じ依頼ランクまで、パーティーであれば、パーティー全員のランクの平均まで受けられます。ちなみにパーティーランクがあって、パーティーランクはパーティー全員の平均ですね。また、依頼には討伐系と雑務系があります。討伐系はどのランクにもあるのですが、雑務系はFランクまでの依頼しかありません。


そして最後にギルドカードについてです。ギルドカードはギルドで依頼を受けるために絶対必要なものです。また、身分証にもなります。ランクがAまで上がって、ギルドカードを見せると立ち入り禁止区域などにも入ることができます。ギルドカードはランクによって色分けされています。

Gは黄、Fは紫、Eは緑、Dは青、Cは赤、Bは白、Aは銅、Sは銀、SSは金、EXは黒ですね。」


(すげー、息継ぎなしで言ったよこの子…)


ハルが受付嬢の話を聞き終わった頃、ピー、という音とともに水晶から黄色のカードが出て来た。


「これがギルドカードです。このカードにはランク、名前、種族、称号、二つ名が載ります。称号は自分のステータスのものがのります。二つ名はランクがAになると出来るので、ランクAまでは気にしなくて大丈夫です。」


「ギルドカードを見させていただきますね?」


「あっ、ちょ、まっ」


(やばい、種族とか称号が…!)


焦るハルだが、ギルドカードを持っているのは受付嬢のため止めようがない。


「⁈これは!」


ーーーーーーーーーーーー

ランク:G

名前:ハル・ヒナタ

種族:神族

称号:<召喚されし者><異世界人><魔力を持たぬ者><日向流剣術免許皆伝者><先代勇者><歴代最強勇者><魔王討伐者><神殺し><龍殺し><神龍殺し><神><神龍(龍神)><神力を持つ者><女神に愛される者><精霊王に愛される者>

ーーーーーーーーーーーー

「………」


「えっと…まあ、そう言うことです。」


今更言い訳しようがないので、開き直るハル。


「………」


未だ絶句中の受付嬢。ちなみにびっくりしすぎて、狐耳がぴーんとしている。背筋ピーンならぬ、狐耳ピーンである。


「もしもーし?」


「うひゃ、あは、はいぃっ!」


「うおぅ!」


返事のあまりの大きさにびびってハルは声をあげてしまった。


周りからは漫才をやってるようにしか見えなかった…


「えっと、このこと秘密にしてもらえる?(うるうる)」


上目遣いで目をうるうるして頼むハル。(※天然です。意図あってやっているわけではありません。)


当たり前だが、


(かっこいいのにうるうる上目遣い…萌え…///)


受付嬢は萌えてた…


今のうちにハルの容姿について説明しておこう。ハルは銀髪に金の瞳をした、中性的な美少年、つまりはイケメンなのだ。重要なことなので二度いうが、イケメンなのだ。

まあ、受付嬢もハルみたいな天然タラしに萌えてもしょうがないのだ。


「は、ははははぃぃぃい///!り、了解しました!」


「お、おおおおぅぅぅう!そ、そうか…」


もう、漫才にしか見えない


少し時間がたって、落ち着いたのか、受付嬢は聞いてきた。


「でも、ギルドマスターにあってもらえますか?」


「いいよ?」


「ありがとうございます!ヒナタさん!」


「ハルでいいよ、えーと、受付嬢さん」


「シディです!ハルさんの方がいいです!」


「わかったよ、シディ。」


「はい、よろしくです。」





ーーーーーーーー



コンコン


「失礼します。ギルドマスター、お客様です。」


シディがギルドマスターの部屋の扉を叩く。


「入れ」


渋い声が返事をする。ハルは聞き覚えがあるような気がした。


「はい…ではハルさんどうぞ。」


「失礼します。」


中は社長室のような感じだった。奥にある大きめな椅子に座っているのがギルドマスターだろう。


「ハル・ヒナタですっ⁉︎」


ギルドマスターを見て硬直するハル。


「ヒナタだ…と…⁈」


ギルドマスターもハルを見て硬直する。


この出会いが二人をホモォな世界につれていかないですね。はい。作者ふざけました。ごめんなさい。


「副団長‼︎なんでここに?」


「え⁈知り合いなんですか?」


ギルドマスターは、以前ハルが召喚され勇者となった時に鍛えてくれた人のうちのひとりの、カンノ王国第一騎士団副団長、カルヴァント・ローガストだった。


ハルはカルヴァントにどうして帰って来なかったのか、どうやってこっちにまたきたか、神になったことなどを話した。シディも何故か聞いていて、なるほどぉなどとつぶやいていた。


「で、どうして副団長はここにいるの?」


「ハルは一番気になっていたことを尋ねた。」


「俺はもう騎士団を辞めたからな。」


「えっ⁉︎なんで?」


「いやー、もう年だしな、そろそろ潮時かなぁって思ってな…」


カルヴァントは見た目こそ30代のハンサムムキゴリマッチョだが、実年齢は46歳なのだ。


「そっかぁ…でもなんでギルドマスターに?」


「あぁ、国王(ひまじん)が騎士団辞めるならギルドマスターやんね?って言ってきて、丁度娘もギルドに就職するっていうでな、何と無くギルドマスターになった。」


「あぁ、あの国王(バカ)か…、それにしても娘?」


「あぁ、そこにいるシディだぞ?」


「うっそ、マジで?」


「マジですよ、ハルさん。私の名前はシディ・ローガストです。」


「どうだ?ヒナタ。いい女だろ?嫁にもらわないか?」


「………か、考えときます…。」


ハルは一瞬いいかも…と思ってしまった。


※カンノ王国では一夫多妻が認められているため、アリシアと婚約しているハルが迷っても犯罪ではありません。


(よ、嫁だなんて…///、でも、ハルさんかっこいいし、優しそうだし、いいかも…)


一方シディは頬を染め、モジモジしていた。


そんな二人を見てガルヴァントはニヤニヤしていた。


「あ、そうだヒナタ。ギルドカードは名前とランク以外は見せなくすることができるからな。消えろって念じると、消えるからな。あと、ギルドカードはなくすなよ。ついでにCランクまで上げとく、流石にそれ以上は周りの目があるから上げられんがな。」


「ありがと副団長。」


「俺はもう副団長じゃないからガルヴァントでいい。」


「了解、ガルヴァント。…そうだ、シディ。」


(ハルさんのお嫁さん…ハルさんのお嫁さん…)


トリップしていた。


「シディ?」


「はいっ!なんでしょうか、あなた!…はっ‼︎」


つい口から考えてたことを大声で言ってしまったシディ。


「え?」


「わっははははは!」


ハルはシディの予想外の行動に固まっていたが、ガルヴァントは爆笑し笑い転げていた…


「えっと、シディ?依頼を受けたいんだけど…討伐系のある?」


「は、はい、すぐ持ってきます!」


シディは恥ずかしさに耐えきれなくなったのか、逃げるように部屋から出て行った。


「じゃあ、行ってきまーす。」


「ハルさん、お気を付けて。」


ハルはCランク依頼のラピッドウルフの群れの討伐を受け指定された森へ向かうためギルドをでた。


ーーーーー


ギルドをでたハルは物理防御7%upと麻痺・毒耐性の黒のコートとふつうのくろのインナーと黒のジーンズのようなものを15000ゴルで買い、着替え、そのまま王都をでた…




「王都の外ってすぐに森があるんだな…まあ、いいや。」


ハルが森を散策していると狼の群れに遭遇した。


(あれが、ラピッドウルフか…)


ハルが近くによるとラピッドウルフの群れはハルに気づいた。


「気配消してないから当然か…まあ、面倒くさいから一気に片付けるか…」


ハルはそういって両手を前にだす。


「【契約武器(コントラクト・ウェポン):妖刀正宗(ようとうまさむね) 召喚(サモン)】!」


するとハルの手にどこからともなく光が集まり出す。そして、ハルはそれを握ると黒い鞘の刀が現れる。そしてハルはその刀を鞘から抜き、構える。妖刀正宗は刀身も全体的に黒く、幾つか血のように赤い線がはいっていたて、不気味さを醸し出していた。


契約武器(コントラクト・ウェポン)とはその名の通り契約した武器である。契約するとその武器を扱うことが許され、いつでも、どこでも呼び出し、仕舞う事ができる。武器には莫大なちからとそれぞれ特殊能力があり、それを使うことが可能となる。また、契約者に許可されたものも扱うことが許される。ただ、武器は武器に認められたものの前だけに現れ、認められたもののみが契約できる。この世界で現在確認されている契約武器は15個。そのうち3つ(・・)をハルが所持している。妖刀正宗もそのうちの一つである。


ラピッドウルフは突然現れた刀に本能的に恐怖を感じたのか逃げようとするが、もう遅かった…


「【日向流〈覇の一の太刀(ハノイチノタチ) 乱斬(ランザン)〉】‼︎」


ハルが刀を目に見えぬ速度で何度か振るった瞬間、目に見えぬ斬撃が飛んで行きラピッドウルフの首をいとも簡単に一発も外さずに切り飛ばした。


「うん、いい感じだね。なまってはないね。まあ、地球(あっち)でも鍛錬は怠らなかったしね。【契約武器(コントラクト・ウェポン):妖刀正宗 送還(リパトリエート)】!」


ハルがそう唱えると刀は光となって消える。


ラピッドウルフの討伐の証拠となる毛皮を剥ぎ取り、


「【アイテムスペース】」


ハルは神術を使い異空間に毛皮を剥ぎ取る。アイテムスペースは容量無制限で、中には時間というものが存在しないので入れたものは腐りも劣化もしない。お買い物中のお母様方にぜひお勧めしたいものである。


依頼が終わり帰ろうとすると


「キャァァァァアー!」


若い女の子の声が森の奥から聞こえてきた。


〈ハルはどうする?〉 ピッ

→スルー

助けに行く

ピッ

スルー

→助けに行く


ポチッ


ピロンッ


〈ハルは音速で助けに行った!〉







あれエルフさんは?って思った人いるかもしれません。


エルフさんは次回こそでてきます。


エルフさぁぁぁぁぁあんまっっっててねぇぇぇぇ!


エルフさんを待っていた人ごめんなさい。


ちなみにシディはメインヒロインの一人です。


戦闘短いですかね?

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