表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

プロローグ

どうも、初めまして天嶽です。


私が子供の頃、初めに好きになった乗り物は船でした、幼少の頃名古屋港で初めて見た帆船・・・日本丸の力強さはいまだ忘れません。


そんな気持ちが重なって、勢いで書いてしまいました。


では、読者の皆様を果てしなき大海原にご案内いたしましょう・・・


では・・・出帆!出港!


我々と似たような歴史をたどる世界・・・だが決して同じではない世界・・・


西暦1998年に勃発した第三次世界大戦の影響により化石燃料が欠乏したため各国は代用燃料を求めた・・・だが第三次世界大戦の影響で科学技術が大幅に後退しているため、開発は極めて困難・・・海上輸送の主役は外燃機関を使用する艦船から風力を使用する帆船へと大きく変化した・・・


『本日進水する大型帆船上総は、主動力を風力としながら、我が社が開発したD-02型水素ジーゼル機関を2基搭載しています、D-02型水素ジーゼル機関は、名称通り水素を燃料とします、水素は皆様が使用している自動車の燃料でもあります、このD-02型は必ず世界の海上輸送状況を改善するでしょう』


西暦2029年4月5日

帝国重工業株式会社―『大型帆船上総進水式時、会長:西九条宗源、発言内容』―


実際にD-02型水素ジーゼル機関は全世界に爆発的なヒット商品となったが、各国政府は水素不足を懸念し使用に制限をかけた、D-02型水素ジーゼル機関は帆船の補助動力として使用され始めることになった・・・



大型帆船 飛鳥


艦種

・4檣バーク型帆船

・三島型

全長

・172m

全幅

・20.5m

全高

・46m

平均喫水

・7.12m(基準排水量)

排水量

・基準:3250t

・満載:3850t

総帆数

・36枚(横帆18枚、縦帆18枚)

補助機関

・帝国重工業D-03型水素ジーゼル機関 2基 

・12.000馬力  2軸推進

発電機関

・帝国重工業E-56型水素機関2基

最大速力

・33ノット (機走時)

・22.35ノット(帆走時)

航続距離

・20ノットで10.000海里(補助機関)

乗員

・船員:200人


武装

・32式65口径76mm速射砲  単装 16基(ケースメイト式)

・20式12.7mm重機関銃 単装  4基(前部船橋付近に装備)

・06式7.62㎜汎用機関銃 単装  4基(後部船橋付近に装備)

電子系統

各種レーダー

・OPS-12D航海レーダー

ソナー

・SQS-75E艦首装備ソナー


同型艦

飛鳥


革命的な上総の成功を基にして世界に飛び出した帝国重工業は世界の海上輸送路と造船業のシェア45%を獲得した、その自社の海上輸送路の保護を目的にして整備を開始した大型帆船上総はその海上護衛の一番艦として改造され、日本国防海軍の余剰品である12式50口径67mm速射砲をケースメイト式に片舷4門、合計8門を装備した、その上総型の拡大発展型として整備されたのが大型帆船の飛鳥である。飛鳥は新型の32式65口径76mm速射砲を上総と同じようにケースメイト式に片舷8門、合計16門を装備し、補助機関としてD-03型水素ジーゼル機関2基合計12.000馬力を装備する、さらに発電用としてE-56型水素機関2基装備し之により、造水機の使用が可能となり、活動日数が大幅に増加した。飛鳥の主任務は国家間の連絡と商船が安全に航海できるように、航路の警備哨戒・・・そして新航路の発見であった。



ご意見・ご感想お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ