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人の書〜エルドラド建国記〜  作者: 水井竜也(仮)
第3章・女騎士アルテミスと徹底抗戦の女王様
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【HAPPY】忠誠と庇護【END】

 ここは『王国』の王宮。


 『王下十字騎士』アルテミスは、女王に仕える近衛騎士です。


 女王は、民衆を解放する法律を作り、『王国』を、より良くするために日々努力しています。


 クーデターの折、アルテミスは、囚われたハーデス殿下を助け出し、『王国』に平和をもたらしたのでした。


 女王は、アルテミスの働きに報いるため、新たな騎士団を創設するそうです。




 とりあえず、ハーデスとペルセポネには、離宮を与えた。


 目の届く場所にいてもらうのが、安全だと判断したためだ。


 『王国』は、まだまだ、やることが多いわね。


 『権能』の普及、『奴隷利権』の究明、新興宗教『ガイア』教、隣国の動き、ハーデスへの譲位。


 部屋のドアがノックされる。


「『女王様』、お茶をお持ちしました」


 入室を促す。何故か侍女服のアルテミス。


「そう言えば、『コックリさん』って何だったんですか?」


「うーん。教えてもいいけど」


 『コックリさん』。降霊術を利用した占いの一種。五十音などの文字の上を、数人が指を触れたコインがなぞる様子で占う……のだけれども、実際は、人間の無意識によりコインを動かしている、と言われている。


 『サトゥルヌス』が言いたかったのは、「『神』がこの世界(コイン)を動かしているんじゃなくて『人間』が動かしている」ということ。


 つまり、『権能』、『神々と人間のと契約(テスタメント)』、そして『世界の強制力』、もしかしたら……これらは『人の心』が作り出してるものじゃないのか?ということだけれど……


「……内緒にしておきましょうか」






 ここは『王国』の『クロノシア侯爵領』。


『クロノシア侯爵領』領主アルテミスは、『王下十字騎士』でした。


 アルテミスには、謎多き魔女が仕え、領地を豊かにしようと奮闘しています。


 アルテミスは、国王ハーデス陛下を唆す、逆臣を処罰し、『王国』に平和をもたらしたのでした。


 新たな宰相としてペルセポネが就任しました。




 私、アルテミスは、『魔女様』への挨拶に向かいます。決して、お茶会をするためではありません。


 『クロノシア侯爵領』の次のステップは、


 青龍川の護岸作業、用水路など灌漑設備の布設、都市計画に基づく各街の設置、古の神々とのバトル。


 ドアをノックします。


「『魔女様』、アルテミスです。ご挨拶に伺いました」


 入室を促されて入る。本の山。


「ところで、『クロノシア』の由来は何だったんですか?」


「ああ、それはね。


 『サトゥルヌス』と同一視されてる神『クロノス』にあやかり、私自身が、この領地に貢献するという決意を込めたのよ。


 また、『クロノス』=『サトゥルヌス』の加護を受けた場所、という意味を持たせたわ。実際に、『サトゥルヌス』の権能が領内を巡って、『地力増進』の効果が確認されているわ。


 同時に、私達の家族名でもあるわ!私とあなたが、主従を越えて家族になるって素敵でしょ?


 あと……いいえ、何でもないわ」


 『魔女様』は、窓の外を眺めます。




 『王国』の空では、『サートゥルナーリアの大結界』が国民を見守っています。






 これは『封建社会』に対して『奴隷解放』を訴えた、


 忠誠の『女騎士』と、庇護の『女王様』の物語。



       C O N T I N U E ?

       Y e s     N o

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