醜ければ守ってあげる資格もないというのか
醜ければ守ってあげる資格もないというのか?
その世界にたった二人しかいなくても
僕を好きにならないのだろう
この醜い姿のせいで?
ほんとうはちゃんと目を見て
ささくれ立った君のこころを癒したい
たぶん僕を犠牲にしてもたりないって知ってる
それでも癒したいのはバカだからと知ってる
だけどそんなわかりきったバカな想いなんて
醜さを自覚した僕の胸にはもう無いから
異種の孤独が僕をどれほどさいなもうと
君の手に触れることだけ望む僕だから
君を想いすぎて眠れない夜だから
この醜い蛇の姿のままでも
君のすべてを守ってあげられる
勇者のこころを持ちたい