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<130>悪役令嬢はトランプで運命を切り抜けるようです

 シャーロットは何も考えられないまま、憔悴しきってトランクを持って家に帰った。家に帰ると、玄関のホールにはもう支度をし終えた父と母がお互いの格好の最終確認をしていて、エリックと共に出掛けようとしているところだった。父もエリックもタキシード姿で正装していて、母は深い臙脂色の美しいドレスを着ていた。白い真珠のネックレスを何連も首に垂らし、巻き上げた頭には揃いの真珠の髪飾りが輝いていた。耳には大きなルビーのイヤリングが光っていた。まるで薔薇のようね。シャーロットは素直に母の装いを賛美した。お父さまの隣に咲く大きな薔薇だわ…。

 チョコレート! バレンタイン! 父の顔を見て、シャーロットは心をしっかり立て直した。

「お父さま、ちょっと、お時間をくださいませ。」

 母は事情を察したのか、自分も執事を呼んで、持ってくるように指示を出していた。

 シャーロットは優雅に微笑んで一礼をして、自分の部屋へ急いで向かうと、引き出しの中から白いリボンをかけたミルクティー色のチョコレートの箱を取り出した。

 急いで部屋を出て父の元へと駆け寄ると、息を整えてゆっくりと微笑んで、父にチョコレートを渡した。

「お父さま、遅くなりましたが、バレンタインです。いつも私の我儘を聞いてくださってありがとう。感謝の気持ちを込めて贈ります。」

 父は驚きながら受け取ると、母の顔を見ていた。母も執事に持ってこさせた自分の分のチョコレートの箱を手渡した。

「私からもあなたに。私の良き夫として、子供達の良き父親として、傍にいてくれてありがとう。」

「シャーロット、エリザベス…!」

 父は母から手渡された赤い包みの箱を嬉しそうに見つめた。赤いリボンが薔薇の花のように華やかに結ばれていた。

「お父さま、お姉さまがポレールの支配人と始めたことなんだ。いいことだから付き合ってやってください。」

「そうね、エリックの言う通りだわ。私も、シャーロットの考えが素敵だと思ったから作ってもらったのよ? 帰ったら一緒にいただきましょう?」

 父は嬉しそうに目を細めた。目尻に涙が光っているように、シャーロットには見えた。

「ああ、そうだね。一緒に食べる相手が傍にいてくれるのは素晴らしいことだね。」

 父は執事に執務室の机の上に持っていくように指示すると、愛おしそうに母にシャンパンイエローの輝くようなローブをかけた。エリックは別の執事に黒いマントを肩にかけてもらうと、父の漆黒のマントを手に持った。

「美しい君が傍にいてくれるだけで、何よりの幸せだ。私も花束を用意すればよかったな。」

「ふふ、ありがとう。その気持ちだけで嬉しいわ。」

 母は優雅に笑うと、父のエスコートで歩き出した。玄関のドアを執事達が開けて見送る。

「シャーロット、お留守番をよろしくね。」

 振り返ってそう言った母の声に、シャーロットは「大丈夫です、」と答えた。うちにはしっかりした執事や侍女が沢山いるもの。

「お姉さま、つかの間の公爵家の主として用心しろよ?」

 エリックはにやりと笑った。

「お姉さまの部屋のテーブルの上に、バレンタインのご褒美は置いたからな。きちんと今度、ブルーノには謝っておけよ?」

「はいはい、行ってらっしゃい、エリック。」

 シャーロットは手を振ってにこやかに送り出した。寒い中お疲れ様~と心の中で呟くと、自分の部屋へと着替えに戻った。まだ帰って来てからコートも脱いでないのよね、私、と、やっと一息ついたのだった。


 シャーロットが一人でお留守番をすることは、今までにないことだった。たいていエリックが一緒で、父や母が舞踏会でいなくても話し相手がいたので寂しいと思わなかった。

「ま、何とかなるでしょう。家の中には頼りになる執事も沢山いるし、侍女だって沢山いるもの。」

 鏡の中の自分に向かって励ますと、シャーロットはくるりと回った。ベージュの地に小花模様の膝下丈のワンピースを着て、下には裾レースの沢山ついたペチコートを履いた。肩にはピンク色の透かし編みのカーディガンを羽織って茶色いタイツを履くと、母好みの令嬢が出来上がる。

 いつもよりも早めに支度して貰った夕食を、執事や侍女達に見守られながら一人で食べる。話し相手がいないのでいつもよりも早く食べ終えれてしまう。

「誰も来ないと思うけれど、誰かが来たら呼んでね? 一応公爵家の娘として対応するから。」

 シャーロットはそう執事達に伝えると、自分の部屋にいるから構わなくていいと侍女達にも伝えた。

 あとはもう、ミカエルとガブリエルの分のノートを作って、お風呂に入って寝るだけの予定だった。


 黙々と勉強を終え時計を見ると、まだ8時過ぎだった。私、やればできる子なんじゃないかしら、とシャーロットは思った。

 テーブルの上にはまだ片付けずに、プレゼントの包みが山積みに置いたままになっていた。一つ一つ包みから出して、丁寧にテーブルの上に並べた。貰ったご褒美を眺めながら見本に貰っていたトリュフを食べようと、侍女を呼んでお茶の用意をしてもらう。

「コーヒーのご用意も出来ますが、紅茶でよろしいのですか?」

 若い侍女は気を聞かせて聞いてくれる。

「ええ。今からコーヒー豆を挽くのは手間でしょう? 今日は紅茶でいいの。ありがとう。」

 微笑んだシャーロットに、部屋をノックをする音が聞こえた。

「お嬢様、失礼いたします。」

「どうぞ、何かしら、」

 緊張した面持ちで、古参の執事は部屋に入ってきてお辞儀をした。

「突然のことで申し訳ありません。お城から火急の用事と使者が参りましてございます。」

「あら、伺うわ。」

「それが…、」

 椅子を立とうとしたシャーロットが言い終わる前に、開いたままのドアから何人かの男性が部屋の中に入ってきた。執事に先導されて入ってきたのは、マントを翻したタキシード姿の男性だった。

「シャーロット!」

 輝く夜空のような紺色のマントを傍にいた侍従に渡すと、シュトルクが歩幅も大きくシャーロットの傍に歩み寄った。柔らかな茶色の髪を後ろに撫でつけた精悍な王子様は、執事達の制止を押し切ってこの部屋までやって来たようだった。シャーロットの頬を撫でて、抱き締めて嬉しそうに言った。

「病気で休んでいると聞いたのだが、無事ではないか!」

 誰なの、そんな言い訳をしたのは…、とシャーロットは思ったけれど黙っておいた。猫を被って微笑むと、執事達に目配せをした。

「こんな時間に何の御用でしょうか? シュトルク様。ノックもなさらずに…。私はもう、寛いだ格好をしておりますのよ?」

 いくらここは公爵家とはいえ、相手は一国の王子様だ。寛いだ格好も無礼になる。着替える気もないシャーロットは、早く帰れ~と遠回しに言ってみた。

「構わない。そこに座ってもいいか? 茶の支度をするのなら、私の分の頼む。」

 図々しい人ね~と思いながら、シャーロットは侍女に「お願いね、」と頼んだ。侍女は会釈して支度の為に部屋を出て行ってしまう。部屋のドアの前には執事や侍従達が控えていた。落ち着かないわね、とシャーロットは思った。

 シュトルクはシャーロットの横に椅子を持ってくると、執事達に背を向けて優雅に椅子に座り、足を組んでテーブルの上の包みを眺めた。テ-ブルを挟まないで向き合うシャーロットとシュトルクは、膝が触れ合うような近さだった。

「ほう、バレンタインの贈り物か。誰に貰ったんだ?」

「お聞きになりたいですか?」

 シャーロットはシュトルクに微笑みかけた。

「ああ、気になるからな。私は何も用意していない。」

「そうですわね。今日は舞踏会だったのではありませんか?」

「そんな話し方はよせ。町娘のような気安い話し方にしてくれ。私の名前も様などつけるな。もっと親しく話してほしい。」

 無茶言わないでよね。シャーロットは苦笑いをする。呼び捨て出来る程、親しくなんかしていない。

「舞踏会は、君が来ないとわかったから、早々に切り上げた。」

「あなたは国の代表なのではないのですか?」

「そんなものは兄夫婦がこなすだろう。私はここで、君と話をしている方がいい。」

 シュトルクは優しく微笑んで、シャーロットの手をそっと撫でた。暖かい手が、心地いい。

「これは?」

 指輪の箱を手に取り蓋を開けて、シュトルクは尋ねた。お茶の支度を整えた侍女達がワゴンを押して入ってきた。

 シャーロットは侍女に目配せして、シュトルクの前にもお茶の支度をしてもらった。

「隣国のサニー王子様から頂きました。」

「ほう、君はそういう縁もあるのか。ではこれは?」

「弟のエリックです。」

 オルゴールの螺子を巻いて、シュトルクは箱をテーブルに置いた。ワルツのメロディが小さく奏でられはじめる。

「明日は来るのだろう?」

「ええ、調印式がありますから。」

「その後パーティで私と踊ってほしい。」

「あまり上手くありませんよ?」

「君とは踊ったことがあるから、君が上手いことは知っている。今さらそんなことを言うな。」

 シュトルクは目を細めて言った。

「一回だけですよ?」

「ああ、一回を何回も、だな。」

 それは一回って言わないわ、とシャーロットは思った。

「では、気が向いたら踊りますね。」

 遠回しに断って、シャーロットは微笑んだ。

「これは?」

 マフラーをシュトルクは指でつついた。

「アルウード侯爵家の子息のリュート様から頂きました。」

「宰相の息子か。では、これは誰なんだ?」

 赤い薔薇のコサージュは、こんもりとしていて存在感があった。一番目立つのに一番最後に聞くのね、とシャーロットは思った。断ったけどここにあるのだから、貰ったと言うんだろうな〜と送り主を告げるのを躊躇ってしまう。

「…あなたも御存知の、ブルーノ・ペンタトニーク様です。」

「ほう…。」

 シュトルクの瞳が小さく光った気がした。まさか知らないとは言わせないわ。シャーロットはわざとゆっくり微笑んだ。

「あの島で、君と出会わなければ、このような場もなかったのだから、ペンタトニーク公には感謝しかないな。私からも褒美を取らせたいくらいだ。」

 シュトルクはにやりと笑った。

「で、これは何だ?」

 シャーロットの手元にある小さなチョコレートの箱を指差した。侍女はお茶を淹れ終えて、お辞儀をして部屋から出て行った。

 やれやれ、とシャーロットは肩を竦めると、青いリボンを解いて蓋を開けた。王子様は我儘な上にメンドクサイ。二つ並んでいるトリュフを見せる。

「甘いの、お好きですか?」

「甘くない方がいい。」

「じゃあ、こっちをどうぞ。私の好きな味なんです。」

 指差したシャーロットに、シュトルクは微笑んで言った。

「食べさせてくれ。」

「は? はい?」

「シャーロットの手から、食べたい。」

 この王子様は本当に我儘だわ、シャーロットは仕方なく立ち上がり、シュトルクの傍に立った。囁くように屈んで耳元で話しかける。

「口に入れてあげるから、あーんてやって?」

「口移しがいい。」

「それは無理だわ。」

 シャーロットがトリュフを摘まんでシュトルクの口に入れると、そのまま抱き寄せられてしまう。膝の上に横抱きに座らされて、腰をしっかり抱かれてしまった。シャーロットはシュトルクを見つめ、チョコの箱を落とさないように両手で持った。

「美味しい?」

 口が開かないだろうと知っていて、シャーロットは尋ねてみる。頷くこともなく、シュトルクは目を見開くと瞬きをして、微笑むようにチョコを食べていた。

「…甘いが、これぐらいがちょうどいい。いい職人を知っているんだな。これはいい品だ。」

「ええ、私の好きなお店なの。」

「そうか、」

 シュトルクは紅茶のカップを手に取ると、蘭の花のような上品な香りを楽しんでから飲み干した。

「君は食べないのか?」

「食べるわ。お構いなく。」

 シャーロットが立ち上がろうとすると、シュトルクは腰を抱く手に力を込めた。

「ここで食べればいい。食べさせてやってもいい。」

「自分で食べるからいいの。」

 こっちは甘い方なんだよね、とシャーロットは少し躊躇った。でも、シュトルクに食べさせられるのは嫌だ。

 ポイッと口にトリュフを放り込んだ。あっまーい!

 思わず目を閉じたシャーロットは、口を手で覆った。心の中では甘いを連呼していた。

「君はもしかして甘いのが苦手なのか?」

 嬉しそうに尋ねると、シュトルクはシャーロットの手首を握った。

「どれどれ、」

 覆い被さるようにキスすると、シャーロットの口の中のトリュフを舌で舐めた。しばらくシャーロットの口の中のトリュフを存分に味わうと、シュトルクは顔を離した。

「甘いな、」と、シャーロットの顔を撫でて微笑んだ。

 恥ずかしくなってきて、シャーロットは顔を手で隠しながら急いでトリュフを歯で噛み割り、砕いて飲み込んだ。それでも、甘い。

「紅茶が欲しいわ。」

 シャーロットがそう言うと、シュトルクはシャーロットを抱く手を解いた。立ち上がり自分の席に戻ると、シャーロットは急いで紅茶を飲んだ。トリュフは危険だわ。みんなキスの理由に使おうとするもの。ブルーノだけじゃなかったのね。

「公爵夫妻も、エリックもいないのか。君は一人で大丈夫なのか?」

 一番危険な人が心配してくれるなんて妙な気分だわ。シャーロットは心の中で笑った。

「ええ、執事や侍女がいますから。」

 部屋の入り口に何人か並んで控えている執事に目を配ると、ジョアンの姿が見えた。確かトランプが得意なはず…。

 シャーロットはシュトルクの瞳を見つめて微笑んだ。

「シュトルク様は、余興などを楽しまれませんか?」

「君と一緒にいるのなら、何でもいい。」

「では、当家にはトランプ遊びの得意な者がおりますの。ジョアン、こちらに。」

 手招きすると、ジョアンが近付いてきた。

「お嬢様、いかがなされましたでしょうか。」

「シュトルク様が余興をお望みなの。トランプ、得意でしょう?」

 ジョアンの瞳が小さく光った。

「ええ、畏まりましてございます。」

 お辞儀をすると、胸ポケットの中からカードを一式、取り出した。常備しているのね!? シャーロットは驚いたけれど猫をしっかり被って心の中だけにして、微笑み頷いた。意図を理解したらしく、ジョアンも頷いた。

「シュトルク様、カードを一枚引いてくださいませ。」

「引いてどうするんだ?」

「私より強い数字のカードが出たら、シュトルク様の勝ち。父や母が帰宅するまでいらっしゃっても私は何も言いません。私より弱い数字のカードが出れば、シュトルク様の負け、です。申し訳ありませんが、このままお城へ帰っていただきます。」

「賭けのようなものか?」

「そうですね、私も明日の調印式の支度がありますから、早く眠りたいのです。シュトルク様も、明日のご用意があるでしょう?」

「君といられるのなら、そんなものはどうにだってなる。公爵夫妻が帰ってくるまでここにいる方が私には重要だ。」

 ますます帰ってほしいわ、とシャーロットは思った。

「では、はじめましょうか。」

 ジュアンはカードを何度かシャッフルすると、テーブルの上にまっすぐに線を描くようにして、手と手の間にカードを並べた。

「先に引かれますか? 私が先に引きましょうか?」

「そうだな。私が先に引こう。」

 シュトルクは中程からカードを一枚引き抜いた。

「クラブのキングだ。」

「エースしか勝てない。よろしいですね?」

「そうだな、」

 シュトルクは勝ったように微笑んだ。

 シャーロットはジュアンをちらりと見て、「では、私も、」と言った。

 指がカードに触れようとした瞬間、微かに波打ったように感じた。この感じは知っている。シャーロットは静かに微笑んだ。

 引いたカードを見せると、シュトルクは黙った。

「ハートのエースか。」

「ええ、目の前で引いたカードですから、運命ですよね? シュトルク様、お見送りいたしますわ?」

「仕方がない。約束だからな。」

 シュトルクは立ち上がると、シャーロットの手を引いた。優しく腕の中に抱き締めると、「おやすみ、」と頬にキスをした。シャーロットもシュトルクの水色の瞳を見上げて、ぜーったいにキスはしないと思いながら、「おやすみなさい、」と微笑んだ。

 シュトルクはシャーロットの腰を抱き寄せたまま歩くと、玄関のホールで立ち止まった。侍従にマントをかけてもらって、シャーロットを見つめた。

「このまま連れて帰りたいところだが、そうもいかないだろうな。」

「あら、来ていただけて嬉しかったですよ?」

「君の口は、本当のことを言っているのかどうか、よくわからない。明日は楽しみにしている。」

「またお会いしましょう。」

 そう言って微笑んだシャーロットにさっとキスすると、シュトルクは微笑んで立ち去った。

 遠く聞こえなくなっていく馬車の音を聞き届けると、シャーロットは溜め息をついた。

「やっとお帰りになったわ。」

「お嬢様、さすがでございました。よくぞジュアンを覚えておいで下さいました。」

 古参の侍女がそう言うと、他の侍女達も瞳をキラキラさせていた。

「ええ、ジュアンがいてくれて助かったわ。ありがとう、ジュアン。」

「いえいえ、お役に立てて本望でございます。」

 ジュアンは照れくさそうにお辞儀した。

「今日は本当にありがとう。もうお客様がいらっしゃることはないと思うわ。お父さま達がお帰りになるまで、戸締りをしっかりね。」

「畏まりましてございます。」

 執事や侍女達がお辞儀する中、シャーロットは自分の部屋に戻った。

 やっと一人のお茶の時間なんだわ、と、ポットのお茶を自分で注いで、そう思った。

ありがとうございました

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