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うちの学校はおかしい  作者: 駄文職人
築城京也の場合

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いともたやすく行われる非日常④

 おれらの教室は三階。だから階段を登らなきゃならない。


 階段に向かおうと廊下を歩いていると、保健室の前を通りかかった。

 扉の前に立っていた白衣に大きなマスクをした女の人が、おれらを見て声をかけてくる。


「ねえ、私きれい?」

「ポマード」


 邦彦くんが真顔で言った。

 おれはバタバタと扉を閉めて逃げて行った彼女を振り返って、


「ポマードってなに?」

「整髪料の一種らしいぞ。口裂け女はあの手の匂いがダメらしい」


 へー、と納得。

 また今度探してみようかな、と市販のワックス派のおれは金髪をいじった。


 てゆーか、邦彦くん。対処慣れすぎ。

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