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うちの学校はおかしい  作者: 駄文職人
クマの場合

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88/107

瑞明高校生のすすめ、記名のない落とし物は拾わぬが吉

「こっち、こっちです!」


 舵取りをするのはユメと名乗った少女である。

 他の連中には見えていないだろうが、彼女の影から時折スラリと長い尻尾が伸びては肩を叩いていた。その度に彼女は吾輩らへ指示を飛ばすのだ。


 なるほど、奇妙な気配だと思っていたがナニかが憑いているらしい。


 信用できるのかと吾輩は始め疑ったが、少女に害をなすようには思えず、むしろ彼女を守ろうと危険がないかしきりに三角耳をそばだてている様子であった。


「それで! あの、そのクマさんはどこで買ったんですか?」

「走りながらその話の続きする!?」


 案内の合間に質問が飛んできてメイコが思わず突っ込む。


「買ってない、学校で拾ったの!」

「えぇっ!? いわくつきがわんさか出るうちの学校で拾い物したんですか!?」

「どうしようもなく正論だわ」


 命知らずですね!? と言われてメイコは反論する言葉が出てこない。


「にゃあ、ちょっと前にメイコちゃん、授業中に急に神隠しにあってねぇ。そこであの子に会ったんだよ」

「外に出る為に必要だったから連れてきただけだし」


 当初メイコの兄君のスマホに着けられた吾輩であるが、痴話喧嘩に巻き込まれてメイコの手に戻った。


 その後、ヒナセのスマホケースへと移った。メイコが心酔するロズ様とやらと吾輩を並べるのが許せないなどというけしからん理由で、である。メイコは吾輩を何だと思っているのか。


 そして、授業中とかでヒナセの鞄に吾輩が仕舞われていた際にあのメールが送られてきた。



『このメールを送られた不幸なあなたは呪われました。呪いを解く方法は簡単です。一時間以内にあなたの知り合い五人に同じ画像を送ってください。放置した場合、あなたは恐ろしくも×××の晩餐に呼ばれることになるでしょう』




 魂の奥底から怖気が走った。

毎日7時に更新しています。

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