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うちの学校はおかしい  作者: 駄文職人
間章

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57/100

●●は野望を打ち明ける

 おや、トオルくん。久しぶりだね。息災だったかい?


 インタビューはずいぶん捗っているようだ。君にお願いをして本当に良かった。君の働きには私も感謝しているところだよ。

 なに? あまり変化に実感がない?

 君にはそうかもしれないね。

 成果が見えなければやりがいも失せてしまうというものだ。


 だが、先日静くんと共に邦彦くんや千鶴くんたちと行動したそうじゃないか。

 以前の君ならば考えられないことでないのかね?


 え? 静くんと邦彦くんではわからない?

 まあ、彼らは特別だからね。静くんは唯一君を知覚できる人間だし、邦彦くんほど鋭い類はそういない。本人はちょっと霊感があるだけだとのたまっているが。


 だがね。間違いなく変化は出ているよ。


 だから心配しなくてよろしい。

 いつか、君が普通の人間のように皆に認識してもらえる日がくるとも。私が保証しよう。


 そして、君の存在感が増せば増すほどに、私の目的に近づこうというものだ。


 ん? なに、私の目的とは何かだって?


 そうだね。

 人様に話さないという条件ならばーーまあ、君ならば問題ないとは思うがーー少し私自身について話してやろうか。

 くれぐれも内密に頼むよ。


 なに、大したことではない。


 私の密かな、野望の話さ。

毎日7時に更新しています。

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