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夢のテンプレ異世界へ  作者: オヨズマフタ
異世界転移とチート発現
3/40

3.夢見たチートに近づいた!?

今回は詰まらず書けました

これから毎日投稿できるといいなぁ…

 「鍛えて欲しい」そういうと意外にも断られなかった。てっきり「面倒くさ~い」とかいって断られると思っていたのだが。

 そしてレトフさんはやっぱり教え方が下手だった。剣の振り方は?と聞くと「こうブーンって振る」とか、「今の振り方はここがグイッとなってたからこうギュイってやった方がいいよ」とかだったので、諦めてレトフさんの振り方や体の動かし方を見て真似し、細かいところはレトフさんに修正してもらうというやり方でやった。

 ステータスも修行していたら少しずつ上がってきた。今では平均10が平均12くらいになっている。

 固有ではないスキルは人に教えることができるようで、俺はレトフさんに剣術、MPを使う身体強化など一般的なものや、一閃、居合いなどの奥義と言われるスキルまで教えてもらった。スキルのレベル上限は全スキル共通で10までだ。レトフさんの大体のスキルはLv10までいってるらしい。強いなぁ…。

 ちなみにレトフさんには倍加のことは話してある。

 あと倍加を使いながら戦う練習もしている。この練習が結構大変で、倍加が切れるタイミングがうまく掴めない。切れるまでは解除もできないので、不便だなこのスキルと思っていたら。


「あ」

「どうしたの~?」

「スキルがレベルアップしました」

「へえ~倍加が?どんな効果になったの?」

「えーっと…」


 =====

 倍加 Lv2

 ステータスを三回二倍にできる。(解除可能)

 =====


「ん?」

「どうしたの?」

「いや、何か違和感が…」

「何て書いてあるの?」


 ちなみにこの画面は異世界転移の特典ではなくこの世界の人も普通に持っていた。

 可視化は自由にできる。


「ステータスを三回倍にできる。解除可能って書いてあります」

「一定時間の制限がなくなったんじゃない?」


 あ


「ということは…」

「いつでもステータスを倍にしたり戻したりできるようになったんじゃない?」

「おお!凄い便利になった!」


 早速どのステータスを倍にしようかなとステータスを見ている時にふと思った


(あれ、これってステータスを二倍にできるんだよな?じゃあこのステータス画面に表示されてるスキルとかに使ったらどうなるんだ?)


 試しに{倍加 Lv2}に{倍加 Lv2}を一回使ってみた。すると


 =====

 Skill

 倍加 Lv4

 剣術 Lv1

 身体強化 Lv1

 一閃 Lv1

 居合いLv1

 =====


「嘘だろ…」

「どしたの?」

「ステータスを二倍にできるならスキルも二倍にできるかなと思って使ってみたら倍加がLv4になりました」

「ズルくない?」

「いや、俺に言われましても…」


 とにかく効果を見てみよう


 =====

 倍加 Lv4

 ステータスを五回三倍にできる(解除可能)

 =====


 …強くね?

 調子に乗って{倍加 Lv4}を{倍加 Lv4}に使ったら


 =====

 倍加 Lv12

 =====


 できてしまった。こうなったらどこまでできるかやってみよう!


 ……………


 あれからどこまで上がるかな~と使い続けていたらこうなった。


 =====

 倍加 Lv99 Max!

 剣術 Lv99 Max!

 身体強化 Lv99 Max!

 一閃 Lv99 Max!

 居合い Lv99 Max!

 =====


 ついでなので他のも上げておいた。どうやら倍加で上げられる最大値はLv99のようだ。

 ステータスも上げてみた。


 =====

 緒妻 弥光


 HP 99999/99999

 MP 99999/99999


 ATK 9999

 DEF 9999

 INT 9999

 MIN 9999

 SPD 9999


 =====


 やりすぎた。後悔はしていないが反省はしている。バグったのかやりすぎたのかは知らないが、倍加のレベルが戻せなくなってしまった。それ以外なら戻せるのだが。

 とりあえずATKとSPDがカンストしているとうっかりどっかーんしちゃいそうなので解除して12にしておいた。


「さっきから急に楽しそうにしたり微妙な表情をしたりしているけどどうしたの?」

「あれから調子に乗ってレベルを上げ続けてたら凄いことに…」


 と言ってレトフさんに画面を見せたら凄い疲れた顔でため息をつかれた。ですよねー。


「もういいよ…面倒くさくなったきたから晩御飯食べにいこう…」

「…すみません」


 異世界転移して憧れていたチートにもなったが、こんな複雑な気持ちになるとは思っていなかった。

 どうしてこうなった…


やってしまいました

最初に考えてた設定ではもう少しじっくり最強にしようとしてたんですが

あれー?

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