表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
〈Essay〉日常の中に在るさまざまなこと。  作者: 高峰 玲


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/45

謎の卓球部?




  車で通勤するようになると、出勤した際の駐車位置をできるだけ建物の出入口に近い場所で狙うようになります。

 ちょっとした雨ならば傘なんか持たずに行けちゃうし、あまり“外”を歩かないので荒れた舗装でつまずいたり転ぶこともなく(いつの間にか斜めってるアスファルトで足をゲク( 注1)こともなく)、雨や雪で靴や服が濡れることもない!

 で。

 入り込んだ施設内をできるだけ速やかに自席を目指して移動するわけですが(自分の本来立ち入る領域ではないという自覚はあるし、施設の位置関係と連絡通路はバッチリ把握済み! なので迷子にはならない)……ある朝、なぜかその“音”に気づいたのです。


 カッ コンコン、カッカッ、コココン、カッ……


 擬音で表記するとこんな感じですかね。

 これまで、日本人の庶民として生きてきた経験上、私はその音が何の音なのか、知っていました。


 それは──ズバリ、ピンポン玉が卓球台に当たる音です!


 時刻は午前8時少し前、音が聞こえると思しき部屋は暗く、ドアスリットのすりガラスから漏れる光はなく、人の気配もありません。


 そう!


 かなりの上級者のラリーのような音がしているのに、卓球台(ではないと思うけれど、跳ね返る音がするので何らかの台があると推察)の前で踏み込む足音も、体をさばく際の服の音も、息づかいの音もしないのです!


 私はいわゆる霊感というものがないので、怪談ではないと思うのですが……研究に行き詰まった人が気分転換に“壁打ち”でもしているのでしょうか?←しかし、部屋に電気もつけず、誰かいる気配がしないのは、なぜなのか?




 ちなみに、その部屋の前には、こんなプレートが掲げられております。

挿絵(By みてみん)

         “卓球部”じゃないし……。

 何の実験をしているのかも気になるところです。


 あと、自分とこの看板のワタボコリくらい、掃除しておいてほしいですよね(笑)





注1 ゲクる=ひねる? 富山弁かなぁ? 道を歩いていて、何もない場所で足首が「ぐきっ」となること、ないですか? ソレです。軽度だと「あ〜びっくりした〜」で済むのですが、酷いと捻挫したりバランスを崩して転倒します。そゆ時、「オートバランス」という言葉が脳裏に浮かびます。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ