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〈Essay〉日常の中に在るさまざまなこと。  作者: 高峰 玲


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ハナワくん製造マシーン




 昭和54年から開業しているらしい私の職場は古い。そして、しょっちゅう改装やら増築やらの工事をしているので内部構造がイロイロと複雑で、口頭で新人さんに移動順路を説明するのはとても難しい。

(私は、最初に入った部署の係長さんに館内くまなく案内していただいた。しかも、当時は大工事中で、それによって変わる通路やフロア案内図を掲示する担当の仕事だったので、一般的な職員さんよりは頭の中に地図ができていると自負している)


 こんなウィンチェスター館みたいな姑息工事なんかせずに、そのへんの田圃を買い取って新しくでっかい建物を作って引っ越せばいいのに!と思うが、予算やら土地の使用のルールやらがあって、そう上手くはいかないらしい。


 まあ、そんなわけで、たぶん現在、私が仕事している事務室は一番古い時代に作られた部屋なのだと思う。だって、ほら、エアコンがこんなだよ?

挿絵(By みてみん)

(停止中)


 リモコン? ないんじゃないかな?


 仕事してたら突然、温風とか冷風を吐き出し始め、ふと気がつくと止まっているよ。


挿絵(By みてみん)

(稼働中)


 その日も、突然、私の約2メートル斜め上から、温風が吹きつけてきた。


 ほわぁ〜ん、じゃなく、ぶおぉ〜っ! と。


 その風量は、私のドライヤーなんかよりも()()()勢いで、前髪がめっちゃそよぐ。そよぎまくった!


「な……っ、コレ、ひどい。前髪がハナワく( 注1)になっちゃう!」


 思わず言ってしまうと


「アタシもそう思った」


 と、お隣の席の人に同意されたのであった。











注1 『ちびまる子ちゃん』の登場人物。お金持ちの家の子?ちょっぴりキザで「ヘ〜イ、ベイビー元気か〜い?」と言いながら現れる。前髪がほぼ真横に流すようにセットされている。ファーストネームは和彦。






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