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〈Essay〉日常の中に在るさまざまなこと。  作者: 高峰 玲


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ついリキんじゃう……(^o^;)




 私は血圧が高い。


 大人になってからの職場の健康診断では毎年のように指摘される。それは、痩せてい( 注1)ときもごん丸くなってからも変わりなく、「もう知ってるよ。わかってるから、いちいち言わなくてもいいです〜」と開き直りたくなるくらい、繰り返された。

 本人は()()が平常なので、自覚症状もなく「逆に低いとき、なんか調子悪い?」と感じる程度だったので、都度に届く再検査や要精査のお知らせは無視。ひどいときは、健診結果を開封しない年もあった。


「ワンコって血圧高( 注2)らしいじゃん? ワンコ好きだから、おそろいでいいの」


 そう(うそぶ)いて憚らなかった。


 だが、ある年のこと──バイタル担当の看護師さんがしつこかった。

「……高( 注3)ですね。深呼吸して、もう1回測りましょう」

 それを5回繰り返された。


 ナニが嫌いって、あのライオンが喰いついてくるように締めつけてくるマンシェットの痛さときたら!


 ──いたい、いたい、いたいってば! なんでこんなに喰いつくんだ、や〜め〜て〜!!!!!


 って思ってるときにカラダにチカラが入るから血管が抵抗示して圧が上がるんじゃないかと私は考えているのだが……メリメリメリメリ締めつけていたマンシェットが、そこから更に加速して(?)キリキリキリ、締め上げて、ああもう、腕、喰いちぎられんじゃねぇか、って痛みの絶頂でぷしゅう〜と解放されて、ドキドキしながら見ると「まだ高い」→再測定。これで嫌にならないはずがない!

 しかも、ギュウギュウに強い力で締め上げられた私の上膊は、マンシェットの幅の内出血の線でボロボ( 注4)である。


 ──あかん、もう、医者行って降圧剤(クスリ)もらおう。


 私は決心した。


 そして、化学のチカラに頼った私の血圧は、現在、ワンコ並みでコントロールされている。



挿絵(By みてみん)

  ↑

 この、腕に巻く部分がマンシェット(カフ)


 ちなみにマイ血圧計は手首で測定するタイプ。

 上膊に巻くやつより痛くないし、跡も残らないと教えてもらっ( 注5)のだ。


 病院とかに置いてあるセルフで測る腕を突っ込むやつは、“真実の口”ってこんなかと思うくらい強く喰いついてきたので、少しトラウマ……。









注1 大人になってから、いちばん痩せていたときは9号くらいかな?(7号、着れないことはないけど、みっちりだった)リバウンドしてからは……うん、パンク・ポンクとかジャバ・ザ・ハット級ですな……。


注2 ワンコの正常な血圧は、最高血圧が100~160mmHg、最低血圧が60~100mmHgらしい(AI調べ)。


注3 軽く200を超えていた。


注4 皮膚が薄いところだし。


注5 友よ、ありがとう!







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