仁義、好かん?
たぶん高校1年生の頃(またしても15歳)。
体育祭のマスゲームで『ジンギスカン』を踊ることになった。というか、生徒に決定権はなく、体育の授業で教師が創作した(推定)振付を教えられ、ひたすら覚えて披露するだけである。
選曲のセンスもダンスの完成度も、体育教師陣の独壇場だった。体育祭が終われば二度と踊ることはない。
事実、苦労して覚えた振付も、もはや記憶の彼方、カケラすら残っていない(その観点からいうと、小学校時代に6年踊り続けた『婦中音頭』はまだ少し覚えている。市町村合併でとうの昔にその町はないのに)。
思えば、恥も外聞もなく自分らの“嗜好”を先生方はよくご披露してくれたものである。次だったか、その次の年だったかは『一万光年の愛』だった。これがもし『2億4千万の瞳』だったら、ダンスがキレッキレすぎてぶっ倒れる生徒が続出していたのではなかろうか?
と。
『ジンギスカン』である。
思うところあって、ちょろっとネット検索なんぞして、私は驚いた。
歌詞が…………ドイツ語だった。ウオッカ飲みまくるとか(ん? モンゴル騎馬軍団なら馬乳酒じゃないの? 国というか民族を勘違いしてないか?)それはどうなんだ、とか思いつつ、訳を読み進めると!
気に入った女性は天幕に連れ込み、それを嫌がった女性はいないだの、一晩で7人子供を仕込んだとか歌っているではありませんかっ!!!!?
あおやまセンセイ?
あーたは、何ちゅうモノを、高校生に踊らせてくれたんですか〜っ!
いやマジ、歌詞を知ってる生徒会役員とか検索するPTAとか、抗議する人いなくてよかったですねぇ(笑)
これはジンギスカン鍋(^q^)ジュルリ……
ちなみに高校時代の私はサビの部分を
ジーン ジーン ジンギスカーン
え〜やじゃ ほ〜やじゃ 畑のニンジン
という風に聞いておりました(笑)
(人は自分の聞きたいように物事を聞くのである!)
注1 1979年に西ドイツで結成された音楽グループDschinghis Khan の楽曲。他にも『めざせモスクワ』などがある。
注2 とある県のとある小学校の運動会で毎年、昼食前に披露されていた踊り。
注3 西城秀樹の歌謡曲。
注4 郷ひろみの歌謡曲。
注5 某国営的TVチャンネルで2025年4月から土曜朝5時10分から『マルコ・ポーロの冒険』が再放送されており、その中で小椋佳がやたらとその名を連呼する歌を歌っていたのが寝ぼけた頭に染みついてしまい、つい、検索を……。
注6 とある県のとある高校の女性体育教師(さすがにもう現役ではない)。生徒につっこまれないよう、保健体育の座学ではクールを装いつつ、四角四面にそういう講義を猛スピードで語り終えたひと。




