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〈Essay〉日常の中に在るさまざまなこと。  作者: 高峰 玲


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それって、ナマで!?





 薔薇に関する話を書いていた頃、どうしても“薔薇のアーチ”が造りたくなり、園芸店に行ったことがある。

 2択は苦手なので、白(清楚な美しさ)と黄色(香りがいい)の木香(もっこう)薔薇を1株ずつ持ってレジに行くと

「薔薇は肥料喰いなので、植えるときに牛糞をたっぷり入れてやってください」

店員さんのアドバイスがあった。


 ひょっとしたら自分は“茶色の( 注1)”の持ち主なのではないかとの疑惑がある中、ありがたい助言! 素直に感謝しながら、私は思った。


 ぎゅうふん?


 えっ、いまコノヒト、牛糞って言った?

 牛糞って、牛のアレだよね? ナマの?


 えっ、ええっ!?


 イマドキ、牛飼ってる家なんてある( 注2)? あ! 牧場? 観光農場かなんかへ行けばいいのか?


 この間、約10秒? とりあえず、私はぎこちない笑みと共にお礼を伝える。

「は、はぁい、そうしてみますぅ~」


 たぶん、店員さんは私の態度を訝しみ

「礼を言うんだったら牛糞も買ってけよな」

と思ったのではなかろうか?


 そう、私はすっかりモノはナマをご指定だと思い込んだのだが、冷静に考えれば袋入りの鶏糞があることを知っていたのだから、同様に袋入りの牛糞だってお手軽に売られていることに気づいてしかるべきなのであった。

(まあ、気づいても、愛車にそれを積むのは嫌で、買わなかった可能性は高い(笑))



挿絵(By みてみん)




 そして木香薔薇のアーチは──次の春の雪解けで、薔薇そのものが何処ともなく消え去っていたことが判明したのである………………“茶色の指”伝説………………最強かっ!?











注1 植物を上手に育てる人のことを“緑の指”というらしいので、んじゃあ、逆に枯らしちゃう人間は……orz


注2 私が中学生くらいの頃まで、牛を飼ってる家が近所にあったような……ただ、そこんちは酪農家ではなく普通の米農家だったので、1頭か2頭だったかと。

あ、そういや、ヤギがいる家もあった。いつの間にかいなくなってたけど。








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