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商品が意見を言う

「だからお前は売れないんだよ」

と、営業2年目の武は仲介営業部長から言われていた。


武は、うつ病になったエンジニアに同情し、なんとか現場を辞めさせてあげようと模索していた。


しかし、現場をやめさせれば会社の売り上げは減る。


営業部長は、今月の売り上げ目標を達成するために、一人でも多くのエンジニアを現場にレンタルすることを目標にしていた。

しかし、エンジニアのレンタル期間を終了すれば、売り上げは逆に下がってしまう。それは、会社としてよくない。


武は会社の売り上に貢献しようと言う気持ちはあったが、誰かを犠牲にしてもという気にはれない。エンジニア目線で考えることもある。なぜならば、武の妹はエンジニアとして就職しており、妹のことを考えると感情移入してしまう。


武はこの仕事に就いた頃は、世の中のエンジニア不足を解消するために社会貢献したいという気持ちを持っていた。しかし現実には弱者の犠牲の上に商売が成り立っている。


「もっと人のためになる仕事がしたい」と武は思い始めていた。

そろそろ潮時かもしれない。

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