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一人称と信頼性 ゲラゲラコンテスト用 9日終わったと思ってたら19日までだった件

作者: 歯ぎしり粘土

一人称は色々である。


その中でも、人に対する信頼性がない一人称がある。


みんなにとって一番信頼できない一人称はなんですか?

幕が上がり二人が出てくる。


兄「なあなあ、信用できない人っているよね?」


弟「いるよ顔中ピアスだらけとか」


兄「それは趣味の問題だろ?」


弟「そう?じゃあどんな人が信用できないの?」


兄「一人称がわれのやつかな」


弟「我って…じゃあ神は悪だ」


兄「神様だと自然だけど、彼女だとおかしくない?」


弟「例えばどんなん?ちょっとやってみよ」


兄「おはよう弟君、我は今日も絶好調♪」


弟「我の違和感より、兄からその台詞を聞く違和感!!」


兄「我の脇で握ったおにぎり食べて~♪」


弟「我の不安感より脇で握りたる不安感!喰わぬ!!」


兄「我の幸せのツボ買って~♪」


弟「我の不信感よりツボの不信感!!」


兄「我に全部まかせてよね♪」


弟「信用できる感じが欠片もしねぇ」


兄「なっ我って信用できないだろ?」


弟「まあ確かにね…でも俺、アレの方が信用できないかも」


兄「アレ?」


弟「う~ん、そうだねやってみよ、何か問題ごと振って」


兄「なあ、これ本当にこれでいいのかな?」


弟「おでわかんねぇ~」


兄「おでの生み出す不安感!!」


弟「おできっと出来ると思うんだ」


兄「おできっと失敗するやつ!!」


弟「おでこれだけしかできないからきっとうまくいくだ」


兄「おでそれすらも失敗するやつ!!」


弟「おでの買った幸せのツボ買ってくれ~」


兄「だましに来たのでなく騙されてるやつのパターン!!」


弟「おでのこと信じて全部任せてくれ~」


兄「信じたい気持ちを超える失敗を信じる気持ち!!」


弟「どうだい…おでの信頼性…」


兄「信じたい気持ちがむしろ性質が悪い。」


弟「いえいえ、お兄様の我も純粋な信頼できない感じ凄いですよ」


兄「おでの人のよさそうな感じにはかないませんな~」


弟「我を自然に使うとしたら、まず無理でしょ」


兄「我なにゆうとんじゃい、コレがあるやろが」


弟「おで気づかなかっただ」


兄「ならば我の幸せのツボを買うとよい」


弟「おでの幸せのツボはどうなんだ?」


兄「我のツボを買ってくれたら君のツボの代金を立て替えて払っとくから、それを後から払ってくれればいいんだよ」


弟「おでそれならなんとかなるかも(・・?」


兄「我の言うことに従えば間違いない」


弟「我!滅茶苦茶悪だな!!」


兄「我は幸せを提供しているだけです。信じることで心が楽になっているのです。」


弟「我だけは信じちゃだめだ!!」


兄「そしておでにだけは任せてはいけないぃぃぃ!」


弟「じゃあ兄、信じられる一人称ってなにかな?」


兄「さあ?神様が使いそうなのなんていいんじゃない?」


弟「我ぇぇ!!ワレやないけぇぇ!!」


二人「ありがとうございました~」



怒られたときなどに、心の中で一人称を変えてみよう。


我の言ってることわかるよな?


おでの話聞いてた?


など、わからないし聞いてませんと心から思えるようになります。

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