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プロローグ

初投稿につきそんなに面白くないと思われます、ご注意下さい

「突然だけど君、死んじゃったから」


「……はい?」


うーん、この人は何を言ってるんだろう…


てか、ここどこ?俺は確かさっきまで自分の部屋で世界一怖いという触れ込みのホラーゲームをやっていたような……


これは聞いてみるしかあるまい!


「ちなみに、死因とかってわかりますかね?」


「ちょっとまってね」


あ、教えてくれるんだ


―――暫くして、一枚の紙が目の前に出現した。


うん、何もないところから出現した。


「なーんだ夢かぁ」


そりゃ、現実逃避だってしたくなりますよ(現実かどうかわからないけど)、だって何もないところから紙が出現したんだよ!?


あり得ないでしょ、常識的に考えて。


まぁ、冗談(ひとりごと)はこのぐらいにしてと。


とりあえずげんじつ(目の前で起きた現象)と向き合って出現した紙の内容(俺の死因)を見てみますか。


「えーと、なになに、死因は何らかのショックによる心臓発作で気絶して転倒、ちょうどそこにあった椅子の角に頭を強打し、内出血を起こして死んだ?」


なんだこれ?ツッコミどころしかないぞ?


てか、不運すぎやしませんかねぇ!?


なんだよ頭をそこにあった椅子の角に強打って!気絶したまではいいんだよ!?どうしてそんなピンポイントに椅子の角があるんだよ!?


もうこれデ◯ノートで死因操作されてるんじゃないの!?


こんなふざけた死因を見せられてもねぇ…


「はぁ、で俺はこれからどうなるんですか?」


理解できない現実(死因)から一刻も早く目を逸らしたくて今度はこれからの事を聞いてみた。


「うーん、そうだね、君には選択肢がある」


「ほほう?」


「1つ目は、人格と記憶をリセットして0からやり直す」


やっぱりリセットされるのかぁ…


「2つ目は?」


「2つ目は、調整を間違えて人が絶滅しかけている世界に生まれ直す」


ん?調整?


「あのー、調整とは?」


「あぁ、僕は世界をいくつか管理しててね、色々と奇跡とかで生物の進化を調整したりしているんだけど、少し調整を間違えるとすぐに魔物だとか魔族だとか悪魔だとかが現れて人間を滅ぼそうとしちゃうんだよねぇ…」


つまり、魔物だとか魔族だとか悪魔だとかがうろついてて人間を滅ぼそうとしてる世界に転生するってこと?


なにそのどっかで見たRPG感満載の世界…


そんな世界に放り込まれたら1日と経たずにもう一回この謎空間に戻ってくる自信があるぞ…


「ちなみに、何か特典とかって…あったりします?」


「ん?あぁ、特典?あるよ」


やっぱりあるんだ…てか、あいつ忘れてなかったか?これ、俺が言い出さなかったらそのまま放り込まれてた説ないか!?


「特典なんだけどね、そんなに凄いものじゃないんだよ」


「というと?」


「たとえば、普通の人よりも魔力を多く扱えるとか、普通の人よりも多くの魔法に適正があるとか、普通の人よりも少し身体能力が高いとかそんなのしかないよ?」


十分じゃね?


それ普通にチートって言えるんじゃ…


まぁ、神(仮)が調整をミスった世界に転生するんだしそれぐらいはあってもいいか。


てか、むしろそれぐらいないとすぐまたここに帰ってきそう…


そんな事を考えていると、目の前に再び紙が現れた、今度はペンと共に


「その中から3つまで選んでね」


「3つも選べるのか、えー、なになに」


人よりも強い魔力


人よりも多い魔法適正


人よりも高い筋力


人よりも頑丈な身体


ランダムな特殊能力


この中から3つまでか、どれにしようかなぁ…


俺は数分悩んだ結果、魔力と魔法適正と特殊能力に丸を付け、いつの間にか目の前にあったポストに入れた。


「記憶は無くならないけど最初は赤ん坊からだから驚かないでね、あと言葉は理解できるけど文字は読めないから自分で覚えるように!じゃあ、2回目の人生が有意義なものであることをここから祈ってるよ」


その言葉を最後に俺の意識は途切れた。

次回?多分出すと思います

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