表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
漆黒因子の狂想曲戦記  作者: 叶瀬囲炉裏
1章
5/8

魔法

*アルフレッド家書庫*


アルフレッド家の書庫は全六階の吹き抜けになっており、本棚には古代語の本が敷き詰められている。

その書庫に優しい金髪の髪をした一人の少年入ってきた



*アルフレッド家書庫一階*



「さて、まずはあれを起動するか」


そう言いリュートは一階の中心にある宝玉を触れ、唱える


「スクリーンボード起動」


リュートがそう唱えると、次の瞬間、宝玉が光り、宝石の上に大きなスクリーンボードが現れる

説明すると、この宝玉は忘れられたアルフレッド家の秘宝であり文字や絵ををスクリーンボードに書き留めるものであり、さらに書き留めたものを、本にまで材料なしで作ってくれるすぐれものだが、しかし古代語を完全に読めないと使えない謎の仕組みになっており、以前リュートは試しにマリアに同じことをやって貰ったが起動することはなかった


「見逃しはしたくないし、まずは因種の大雑把な種類の【六大因種】から始めようか」


そう言いリュートはスクリーンボードに【動物種】【海洋種】【昆虫種】【植物種】【魔人種】【希少種】の因名とそれぞれ簡単な個性を書く


【動物種】

地上に生息する、獣系の魔物の因種


【海洋種】

海に住まう、魚系の魔物の因種


【昆虫種】

地上に生息する昆虫系の因種

【六大因種】の中で最も因子の種が多い


【植物種】

地上や海に生息する花系の因種


【魔人種】

過去に滅んだ種族の因種

種族によって得意な分野があり、【六大因種】中で最も魔法適正の種が多い


【希少種】

【六大因種】の中で最も所持者が少なく最も強い因種


この六つの大きくわけられた因種の事を【六大因種】と呼ばれている


そして、リュートこの六つの因種の内の【動物種】【海洋種】【昆虫種】【植物種】を自身の因子がこの四つでは無いと確定しスクリーンボードから消し除外する。

理由はこうだ。


【動物種】

この因種だど身体のどこかに因種特有の体に一部が変わり、リュートは髪と目の変色以外は、かわっていない【動物種】では無い。

これは、【海洋種】【昆虫種】も同様な為、無い。


【植物種】

リュートが自身が【植物種】では無いと確信しているのは自身の瞳の事だ。

リュートの瞳は見るだけで威圧を与えるが、植物種にはそんな力は書庫の本を見る中でそんな事を書いてある本はない為これも無い


そして、残るのは二種の【魔人種】【希少種】だが、【希少種】はこの書庫の中にも【希少種】についての本はあるのだが、その中にあるのだが、三冊だけしかなく、その中にもリュートの髪と瞳の事に書かれて居なかった為、【希少種】については大都フレンゼルグの国家図書館の本を見ないとおそらく無理な為、リュートは【希少種】の事は保留にし、自身は【魔人種】と仮定して、自身の因子を調べる様に移り始める



*十分後*


【魔人種】の事を調べ始めたリュートはまず、使える適正魔法属性を調べ、適正属性に該当する種族を調べる方法を選んだリュートは【魔人種】の本に書かれている魔法の調べだいたい暗記した。

そして、リュートは魔法を練習する為、取り出してきた本やこれまで放ったらかしにしていた本を全て棚に戻した後、キッチンにあるバケツに水を入れ運んだ後、二階から上の窓を全て開けて最後に誰も入らない様に入口の扉を閉め、魔法の練習を始め、練習プランはこうなっている。


一.体内の魔力を感じる

二.体内の魔力を感じたら、それを自身で操る魔力操作を覚える

三.魔力操作が、完了したら、六属性の初級魔法を唱えて適正属性を調べる

四.適正属性が調べ終えたら、自身の属性と同じ【魔人種】を調べる


となっており、現在、既にリュートは魔力を感じる所まで終了し、次は魔力操作を始めるところであった


「あの、心臓から、体全体に巡っているしているちか、じゃなかった。魔力を人身で操作するか…」


そう言うとリュートは瞑想をし、心臓から巡っている魔力が自身の意思で右手に移動していく様に魔力操作で魔力の流れを変えると、リュートの右手には、溢れる程の魔力が溜った


「(う〜ん遅いな…あっ、そう言いば、【海洋種】にオクトパスとか言う八つ足のうねうねした触手をもつ魔物がいたから、あの触手のようにやってみるか)」


リュートは、心の中でそう言いうと、魔力が触手のように自由にうねうねと素早く移動出来るイメージし、今度は左手に魔力が行くように魔力操作をすると、


「よし、成功!」


見事に先程より格段に素早く溜まり、リュートは小さくてガッツポーズをした。

そして、リュート次に魔法適正を調べるため右手に魔力を炎上は、嫌な為結構抑え目に集めてまず、六つの主な魔法属性である火・水・土・風・光・闇の内の瞳ひとつの火の初級魔法を唱える


「《ファイヤ》」


ブゥオンッ


「うわっ!」


リュートの右手から高さ五メートルもの黒い炎が現れ、それを見たリュートは驚き尻もちを着いき、そして黒い炎はリュートが意思を話した為、消失した


「黒い炎か…とりあえず、この事は後にしてほかの属性も調べないと」


そう言いリュートはほかの属性も調べた結果全て適正属性…だか、全て火属性と似ており、水属性は黒い水。土は黒く鉄以上の硬さ。風属性は何も感じないが瘴気の様な空気を生み出す。光属性のは黒い光。闇属性は周囲を吸い込む、とこんな感じになっていた


「恐らく、僕の因種も国家図書館か…いやもしかしたらそこにもないかもしれない。けど、まぁ、因種の事は置いておくとして、この二年間は自身の力の使い方を覚える事にしよう」


こうして、リュートはこの二年間の使い方を決め、早速続きをしようと魔力操作をした時、


ドゴォオン!


『リュート大丈夫か!』


そう言い、書庫の扉をぶち壊し入ってきたのは黒い馬にのる黒い鎧の騎士だった


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ